マレーシア・サラワク州の州都Kuching (クチン) に、世界でも珍しいCat Museum (猫博物館) があるのを知っていますか?
猫専門というとてもユニークな博物館を家族で訪れたので、展示内容や感想についてお伝えします。
クチンはマレー語で「猫」の意味。そのためクチンは「猫の街」として知られており、街のあちこちで猫の像や猫に関するアートを見ることができます。
このことからも、猫博物館はまさにクチンを象徴する施設といっても過言ではありません。
入口では巨大な猫のモニュメントがお出迎え。
入場料は外国人の場合、大人RM10 (約340円) 、子供 (7~12歳) RM5 (約170円) 、7歳未満は無料です。
展示内容は実にユニーク。世界各地の猫に関する絵画や記念品など、4000点以上がずらりと展示されています。
古代エジプトを再現した猫の彫刻から、日本でおなじみのドラえもんやハローキティも。懐かしのなめ猫も紹介されていて驚きました。
私たちは小学生の子どもと訪れ、どの展示品が一番気に入ったかなどを話しながら楽しむことができました。
とにかく多種多様な猫の展示品があるので、猫好きでも特に猫好きではなくても、訪れる価値あり。
1時間程度あれば、十分に見て回ることができます。
受付近くにはお土産コーナーもあり、キーホルダーなど手ごろな価格の物も売っていました。
ここでしか手に入らない猫グッズが見つかるかもしれませんので 、猫好きの方は要チェック。
猫博物館は Commission of The City of Kuching North (コミッション オブザ シティ オブ クチン ノース / クチン北市庁舎) 内の地上階にあります。
博物館までは、クチン市中心部より車で20分ほどの距離があります。マレーシアで広く使われている配車サービスアプリのGrab (グラブ) タクシーを利用して行くのが、一番アクセスしやすいでしょう。
博物館は室内なので、雨天時の観光にもよいと思います。
サラワク州・クチンを観光する際は、ぜひ訪れてみてください。
【RM1 (リンギット) = 約34円 2025年8月現在】