多民族国家のMalaysia (マレーシア) では、1年を通して多くの宗教イベントやお祝いが行われています。
そのなかで、毎年9〜10月ごろにあるのが「中秋節 (ちゅうしゅうせつ) 」。
中国語読みで「Zhōngqiū jié (ヂョン チィウ ジエ) 」といわれ、中華系マレーシア人にとって、特別な伝統行事のひとつです。
この記事では、実際に中秋節のイベントへ参加した様子をご紹介します♪
「中秋節」は、旧暦の8月15日にあたる日に行われる、中国の伝統的なお祝いです。
旧暦を基準にしているため、私たちが普段使用する西暦では、毎年日付が少しずつ変わります。
この夜は家族そろって満月を眺め、秋の実りに感謝しながら団らんを楽しんだり、幸運を祈ったりするのだそう。
中華系マレーシア人にとって、家族や親戚と集まり、食事を楽しむ大切な日となっています。
2025年の中秋節は10月6日。
私は今年、月餅パーティーとランタンパレードという2つのイベントに参加しました!
■月餅 (げっぺい) パーティー
中華系マレーシア人の友人に誘われて参加したのが、「月餅パーティー」!
「月餅」は満月に見立てた丸い形の焼き菓子で、中秋節のお祝いに欠かせないもの。
丸い形は家族団らんを象徴しており、中秋節では家族円満や健康を願って食べる習慣があります。
友人に誘われて参加した月餅パーティーでは、白あんや小豆あんのほか、
塩漬け卵の黄身やチョコレートなど、さまざまな「月餅」を味わいながら、会話を楽しみました♪
■ランタンパレード
「ランタン」には希望や幸運、悪霊を追い払う意味を持ちます。
いろとりどりのランタンを手に、ショッピングモール内を1周する「ランタンパレード」に参加♪
自分で選んだランタンを灯しながら歩く時間は、とても幻想的でした。
来年も機会があれば、また参加してみたいと思います♪