ニュージーランド南島の中でも南部でしか見られない、チーズロールと呼ばれるローカルフードをご紹介します。
ニュージーランド南島の南部で、よく見かける定番フードがあります。
それがこちら、チーズロール。
食パンの上にチーズなどを塗って巻くだけという、とてもシンプルなものです。
このチーズロールは、カフェの定番メニュー、お袋の味、普段のおやつやランチ、寄付金集めのために販売する商品などにも使われるなど、さまざまな役割を担っています。
地元では、「Southland Sushiroll (サウスランド・スシロール) 」と呼ばれることもあります。
今回は、私が勤めているカフェでの作り方をご紹介します。
まずはこちら
長い食パンが、横に約1センチにスライスされています。
こちらに満遍なくチーズミックスを塗ります。
チーズミックスは、カフェ、家庭、スーパーマーケットによって、レシピはさまざまです。
私の勤めるカフェでは、クリームチーズ、紫玉ねぎ、チャイブ (細いニラのようなもの) 、少量のスパイスなどを入れています。
そしてパンを両端からクルクルと巻いて
真ん中で二つに切れば
完成!
食べる時には、両面をオーブンでこんがりカリッと焼き、上にバターを塗って食べます。
初めて見た時、なんて手抜きな商品なんだ、と思ってしまいました。
しかし、一口食べて反省。サクサク食感のパンに、とろっとろのチーズとの組み合わせが最高!
それ以来、さまざまな場所でチーズロールを食べました。
カフェ、スーパーマーケットの商品、義母の手作り。どれも少しずつ味が違い、おいしかったです。
チーズが濃いもの、具の食感が楽しめるもの、複雑なスパイスの味が感じられるものなど。
ちなみにスーパーマーケットでは、このようにパッケージになっていて、あとはお家で焼くだけの状態で売っています。
カフェでは他の軽食より比較的安く販売されているので、見かけた際はぜひチャレンジしてみてくださいね!