これはとても有名で知っている方も多いかもしれませんが、ニュージーランドの人口は約480万人、そしての羊の数は約2760万頭で、人口の約6倍もの羊がいます。
市内から車で約10分ほど郊外に行くと、草原でゆったりと草を食べたり昼寝をしている羊や牛を見ることができます。
ニュージーランドの田舎では、稀に羊の群れが道を横断して、車が渋滞することがあります。
私は北島のパイヒアに旅行に行ったときに、羊の群れが道路を横断している場面に遭遇し、車を停めて羊の群れが通り過ぎるのを待っていましたが、車のすぐ近くを通る羊の群れは大迫力でした。
ニュージーランドの先住民族・マオリ。
彼らのルーツはポリネシア系の人々とされ、今からおよそ1000年ほど前に、現在のニュージーランドであるこの島に渡って来たとされます。
ニュージーランドを旅すると、このマオリの文化や伝統を見たり、感じることがよくあります。
たとえば、各地の地名であったり、お土産などで売られているアクセサリーなどのモチーフであったり、ハンギなどの伝統料理であったり、普段の生活に根付いています。
また、マオリの人々は誇りと尊敬、忠誠心と協力を信条としており、マラエと呼ばれる集会所を中心に社会が形成されています。
マオリの地域社会では、現代においても伝統が受け継がれています。古くからの文化や伝統を大切にし、次世代へと受け継ごうとしています。
2019年に日本でラグビーワールドカップが開催され、ニュージーランドのチームである「オールブラックス」をテレビやニュースで見たことがある方も多いのではないでしょうか。
オールブラックス(All Blacks)はニュージーランドのラグビーユニオンナショナルチームのラグビーニュージーランド代表チームです。
優勝歴はラグビーワールドカップ 3回(最多タイ)、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(前身のトライネイションズでの10回含む)18回(史上最多)で、1903年から2017年までのテストマッチ566回で勝率77.21%を弾き出した、男子ラグビー史上最強の全国代表チームです。
また、試合の前にニュージーランドの先住民であるマオリの伝統舞踊「ハカ」を行うことでも有名です。
ハカは試合前に士気を高めて、心身ともにコンディションを整えるのに重要な役割を果たしています。
健康と美容効果が期待できるとしてニュージーランド産のマヌカハニーが世界中で注目されています。
マヌカハニーは『マヌカ』という木の花から採取されるハチミツのことをいいます。
『マヌカ』はニュージーランド原産のフトモモ科の常緑低木で、小さくて白い花をたくさんつけます。
ニュージーランド産のマヌカハニーは、「抗菌作用」による免疫力アップや「整腸作用」による体の調子を整える力、消化器官の諸症状の緩和、動脈硬化を防いで血液をサラサラにしてくれる効果が期待できるといわれている、いわば「スーパーフード」です。
風邪やインフルエンザなどの軽度の病気に対する免疫力アップに人気のある美味しい健康食品でお土産にも大人気です。
いかがでしたでしょうか。
ニュージーランドのことを、少し知って頂けましたら幸いです。
ぜひぜひ、実際にニュージーランドに来てその目で見てみてください!
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