東南アジアの国々のなかで、シンガポールやマレーシアは、中華系の人々が多いイメージでしたが、実は、フィリピンにも中華系フィリピン人がたくさんいます。
その流れからか、フィリピンでは、旧正月 (春節 : 2025年は1月29日) が祝日です。
いわゆる1月1日のお正月は、フィリピンにとって1番大きなイベントのクリスマスと、セブ島で1番大きなお祭りのSinulog Festival (シヌログ フェスティバル) にはさまれ、存在感が薄いです。
ちなみに、このSinulog Festivalは、Sto. Nino (サントニーニョ/キリストの少年時代) 像を称えるお祭りのこと。
さらに、1月1日から開いているお店も、けっこう多い印象ですよ。
Sinulog Festivalが終わると、次のイベントとしてセブ島で目立ってくるのが旧正月です。
まず、さまざまなショッピングモールで、赤い中華風のデコレーションが多くなります。
子供服売り場などでも、子供用のチャイナ服などが売られるようになったり、赤い髪飾りが多めに陳列されていたり。
中国料理レストランに行ったら、旧正月のお祝いで1品サービスしてもらえたりもしました。
また、セブ島に来る前は思ってもみなかったのですが、その年の干支のグッズをたくさん見つけることができます。
2025年はヘビ年なので、可愛いヘビグッズがたくさん。
日本だと、干支はお正月を想像させるものだと思いますが、季節の移り変わりを感じにくいセブ島でも、日本にいた時と同じようにお正月を感じられてとても嬉しくなりました。