中国四川省発祥の、白身魚が楽しめる火鍋料理「烤魚 (カオユ) 」。
シンガポールでは、チェーン店 「探魚烤魚 TANYU (タンユ) 」で気軽に食べることができますよ。
カオユとは、魚を1度炭火で香ばしく焼き上げ、その後、辛いスープで煮込むという豪快な鍋料理。
ここタンユでは、魚は3種類、スープは9種類から選べるのが魅力的でした。
メニュー名の横には、唐辛子マークがついており、辛さレベルが一目で分かります。
辛いものが苦手な人でも、安心して挑戦できますね。
私が選んだのは、「鲜青椒爽麻烤鱼/Grilled Fish with Fresh Green Pepper (グリルド フィッシュ ウィズ フレッシュ グリーン ペッパー) 」。
辛さレベルは2を選び、魚はSeabass (シーバス/スズキ) を注文しました。
テーブルに運ばれてきた鍋は、思わず声がでるほどの大きさ!
スープのなかには魚が丸ごと1匹、そのうえに、青唐辛子と山椒がたっぷりのっています。
見た目はとても辛そうですが、実際に食べてみると青唐辛子は意外と控えめな辛さ。
魚と一緒に食べるとシャキッとした食感が加わり、とてもおいしい!
一方、山椒の粒は口の中ではじけると、かなり強烈。しばらく、舌がピリピリとしびれます。
私は山椒を避けながら食べましたが、このしびれが好きな人にはたまらないはずです。
ふっくらとした魚の身に辛いスープがよく絡んで、ビールともご飯とも相性抜群。
オプションで、たけのこ、キクラゲ、豆腐を追加注文しました。
なかでも、豆腐がスープを吸って、とてもおいしかったです。
鍋は卓上で温められながら提供されるため、最後まで熱々のまま。ご飯や野菜を一緒に頼めば、4人でシェアしても満足できるボリュームでした。
辛くて痺れるスープのあとには、無料で楽しめる食べ放題アイスで、お口のなかもリフレッシュ。
一度体験すると癖になるカオユ。
シンガポール滞在中に、ぜひ体験してほしい料理です。