シンガポールの観光・ローカル情報ブログまとめ

【シンガポールを知る】快適タクシーの利用法

作成者: マーケティング Y・S|Oct 17, 2024 7:00:51 AM

シンガポール旅行中の移動で何かと便利な交通手段と言えばタクシー。

日本のタクシーよりも割安なのでついつい気軽に利用してしまいます。

旅行者も必ずお世話になるシンガポールのタクシー事情をご紹介します。

<シンガポールのタクシー>

○車体

ほとんどがセダンタイプのタクシーですが、バンタイプやリムジンタクシーもあります。

○メーター制

国によっては、運賃が交渉制だったり、客引きがうるさいところもあるのですが、

シンガポールでは基本メーター制。強引な客引きもなく安心して乗車できます。

○英語でOK(運転手によっては、中国語、マレー語やタミール語も)

タクシー運転手とのコミュニケーションは基本英語。中華系の運転手だったら中国語でも大丈夫。

片言の英語で目的地の場所を伝えるだけで十分ですが、口頭ではうまく伝わらないこともありますので、

目的地の住所やビルの名前を英語で紙に書いて運転手に見せるのがおすすめ。

<タクシーの料金体制>

タクシー会社によって初乗り運賃が数10セント違いますが、通常のセダンタイプであればS$3.00~S$3.40。

乗車後、走行距離や乗車時間で料金が加算されていきます。

 

~主な追加&割増料金~

*ミッドナイト・サーチャージ

24:00(深夜)~05:59 運賃の50% 増

*ピークアワー・サーチャージ

06:00~09:30 (月~金) 運賃の25%増

18:00~24:00 (祝日を含む毎日) 運賃の25%増

*シティーエリア・サーチャージ

17:00~24:00 (祝日を含む毎日) S$3.00 (シティエリアから乗車する場合に加算されます。)

*ロケーション・サーチャージ

チャンギ国際空港から 17:00~24:00 (金~日) S$5.00

チャンギ国際空港から 上記以外の時間帯 S$3.00

マリーナ・ベイ・サンズから 06:00~16:59 (日、祝日) S$3.00

リゾート・ワールド・セントーサから すべての時間帯 S$3.00

*ERP (Electronic Road Pricing)・チャージ

市内中心部に設置されているERPのあるゲートを通過するごとにチャージされます。

○ERP:市街地の渋滞を緩和するために導入され、車両が道路を通る際に自動で料金を徴収される仕組み。

市内中心地にはERPのゲートがいたるところに設置されています。

*ブッキング・チャージ

予約をして乗車する場合。以下の料金は通常のセダン車のタクシー。タクシー乗り場からや流しのタクシーに乗車する場合はこの追加料金は発生しません。

06:00~09:30 (月~金) S$3.30

18:00~24:00 (祝日を含む毎日) S$3.30

上記以外の時間帯 S$2.30

30分以上前に予約する場合(Advance Bookings) S$8.00

----------------------------------------------------------

※上記記載の各料金は改定されることもあります。

※上記記載の各料金は通常のセダン車タイプのタクシーです。

※参照:https://www.taxisingapore.com/taxi-fare/

<乗り方>

一番簡単なのが、空港やホテルやショッピングセンターにあるタクシー乗り場から乗るパターン。列にならんで乗車します。

周りにタクシー乗り場がなければ、道路脇で手をあげてタクシーを止めるやり方。

ただし、バス停の近くなど、タクシー乗車ができないエリアもあります。

手をあげてタクシーを止める場合は、タクシーの上の表示の色に注目してください。

「緑」:乗車可能

「赤」:Hired、Busy、On Call の表示は予約している人がいるのでいずれも乗車はできません。

空港に向かうなど、どうしても前もってタクシーを予約しておきたい!という人は予約できます。

ホテルのフロントなどでタクシー予約のお願いをしてもよいでしょう。

タクシー乗車時は、自動扉ではないので、自分で開閉します。セダンタイプは乗車定員4名。

通常後部座席に乗りますが、助手席に座ってもOKです。

スーツケースのような大きな荷物がある場合は後ろのトランクに入れます。

シートベルトは基本的に着用必要です。

後部座席の場合は運転手もシートベルトを締めるように言ってこない場合が多いのですが、自分の安全は自分で守るためにもシートベルトを着用しましょう。

下車時にタクシー運賃を支払います。小銭や小額紙幣(S$2、S$5、S$10札)をなるべく多く用意しておきましょう。

レシートがいる場合はレシートも発券してくれます。

レシートには乗車時間や下車時間、走行距離のほかに運賃の詳細まで書かれています。

降車時には必ず忘れものがないかを確認しましょう。

メーターは運転席の横に付いています。

<こんなときどうする?>

*雨の時はタクシーがつかまらない!

雨の時は、タクシーがつかまらないことがよくあります。

乗る時間が決まっている場合は、ホテルのフロントなどでタクシーの予約をお願いしておくのもいいかもしれません。

(タクシーの予約には別途料金が加算されます。)

*遠回りされた?!

シンガポールでは一方通行の道路がよくあります。目の前に目的地が見えていても、一方通行の道路のために、

迂回しなければならないこともあります。

*料金が上乗せされた!

市内中心部を走る車に追加料金(ERP)がかかります。

また空港、マリーナ・ベイ・サンズ、リゾート・ワールド・セントーサ等からタクシーに乗る時も追加料金が発生します。

ピーク時の乗車では割増料金が発生します。走行中にメーターが表示していた料金に、加算されるのでご注意ください。

*車内に忘れものをしてしまった!

忘れものをしたら遺失物取扱所に連絡をします。

該当タクシーを探すためには、その時に乗車・下車した時間等できるだけ詳細の情報が必要になります。

そのような時のためにも、レシートをもらうようにしておくことをおすすめめします。

レシートには車のナンバーや、乗車・下車した時間、それにタクシー会社の電話番号が記入されています。

忘れものをした時に手がかりとなる情報がたくさんあります。

*小額紙幣を用意しましょう

タクシー乗車時にはS$10札等の小額紙幣が用意されていますか?十分なお釣りが手元にない運転手もいます。

タクシーによってはクレジットカードでの支払いができる場合もありますが、クレジットカードでの支払いには手数料がかかります。

*チップは必要?

基本的にはチップは不要です。

*行先を告げたら、乗車拒否された?!

午後4時~5時頃はタクシーの運転手のシフトチェンジの時間。この時間帯に地名が書かれたボードや表示をつけたタクシーをよく見かけます。

ボートに書かれた地名へ運転手が仕事を終えて帰宅・帰社するので、この帰宅・帰社の道中にある目的地であれば、乗車できることがありますが、

まったく行先が違う場合は断られることがあります。

 

荷物が多い時や、時間が限られている時にはとても便利なタクシー。

うまくタクシーを利用して限られた時間を有効活用してください。