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シンガポールの台所 ウェットマーケットに行こう♪

作成者: マーケティング Y・S|Jan 20, 2025 3:31:31 AM


“ウェットマーケット”とは、魚や肉、野菜、果物など生鮮食品を取り扱う市場のこと。

こちらシンガポールの台所では、日本でもお馴染みのものから珍しいものまで、ありとあらゆる食材や雑貨たちがずらっと並び、見てまわるだけでもワクワク心躍ります。ここではローカルのリアルな生活を垣間見ることができるのです。

ウェットマーケットとは?
魚や肉、野菜、果物など生鮮食品を取り扱う市場。その名の通り「wet market  = 濡れている床」のことで魚や肉、野菜、果物など生鮮食品を取り扱うお店が多いため、床が濡れているためにその名が付けられたものだとか。

特に魚や肉を扱うお店の近くでは床を水で掃除することも多いのか、床が絶えず濡れているところも多いのですが、最近では改装工事をするウェットマーケットも多く、乾いた床のところもあります。

乾いた床になっても、「ウェットマーケット」という名前は引き継がれているんですね。いわゆる市場的な感じで、スーパーマーケットよりも新鮮、安いこともあって、地元の人でいっぱい。ウェットマーケットは通常、朝から正午頃まで。一日中開いているお店というのはほとんどなく、住んでいる人のようにローカルな交流を楽しみたいのなら午前中早めの時間へ行くのがおすすめです。 

ウェットマーケットはどこに?

ウェットマーケットはホーカーズと一緒にあるところが多く、また街の中心部よりも郊外や住宅街によくあります。いわゆる公団とよばれるHDBの近くにある場合が多く、シンガポール人の生活にしっかりと根付いています。比較的中心部に近く、観光客も行きやすいウェットマーケットもあるので、早起きして見に行ってみるのもおすすめです。

○チョンバル・マーケット(MRT Tiong Bahruが最寄り駅)

○テッカ・マーケット(MRT Little India下車すぐ)

○チャイナタウン・マーケット(MRT China Town下車 Smith Street沿い) 

 

支払いは?

お買い物はそれぞれのブースで、商品をもらうときにお金をお店の人に渡す市場スタイルです。支払いは現金で。また現金も50ドルばかりでなく、10ドルや5ドル札を準備しておくとよいでしょう。 

支払いは現金なのでお金が必要です。できれば小額紙幣を用意しましょう。高額紙幣が嫌われるのは釣り銭が面倒ということもありますが、シンガポールの紙幣は小額のみ水に強い加工が施されているということを聞いたことがあります。

今回は、シンガポールのB級グルメファンにも人気の『ティオンバル・マーケット』をご紹介します。市内中心部からも近くて、広々としてキレイなので、初心者でも充分に満喫できますよ。

まずは1階のマーケットで日常を垣間見る

1階はいわゆる“ウェットマーケット”。ウェットと言うけれど、フロアは濡れていません。魚売り場周辺ではちょっと濡れているかもしれませんが…。ディープなマーケット散策を期待している人にはちょっと拍子抜けしてしまうかもしれませんが、キレイなマーケットです。

野菜や果物、それに魚や肉がこの1階で販売されています。スーパーで買うよりも新鮮で安いと言われているのでお買い物に来ている人もたくさん。

ローカルの生活の一部が垣間見ることができる場所で、とても面白いですよ。

まずは肉売り場

肉売り場の近くまで来ると、早速生臭いにおいの洗礼が・・・マーケットに来たんだという実感が湧いてきます。豚肉、鶏肉、マトンを扱うお店が多く、お店で肉を切り分けているところも。量り売りになっていることが多いので、部位の指定や、大きさなど様々なリクエストに応えてくれます。


魚売り場は人だかり



きれいにぶら下げられた野菜たち

市場を見てまわって一番興味深いといえば野菜でしょうか?
野菜を見ることでその国や食文化が一番垣間見れますよね。日本ではあまりお目にかからない野菜も多く、種類も豊富です。シンガポールで供給できる野菜にも限界があるのでほとんどが輸入になりますが、中華、マレー、インドのそれぞれの食文化にあう野菜が揃うのはこの国ならではですね。

その他にも、たまご屋さん、お豆腐屋さん、練り物屋さん、衣類や雑貨等、見てまわるだけでなんだかワクワクします。

いろとりどりの南国果物


シンガポールではマーケットだけでなく、生活の身近なところにたくさんのフルーツがあって、おやつにスナックのようにして食べられます。

種類の多い蘭などお花が安い!

日本で買うと蘭は結構お高いのですが、チョンバルマーケットではお花が安いです。蘭にモンステラをつけても数ドルで買えてしまうのです。(これが市内のお花屋さんになると、30~40ドルになったりすることもあるのですが…)
マーケットでは、蘭の種類が多く、様々な色を取り揃えてあり、2~3ドル程度で蘭の束売りもあったりするんですよ。おうちに持ち帰ってさらっと花瓶にさすだけで、一気にお部屋が華やかになります。

2階のホーカーはB級グルメの宝庫

一通りお買い物が終われば、入口にあるエスカレーターで2階へ行きましょう。フルーツジュースやコーヒーなんかで乾いた喉を潤してひと休み。ここに広がるストールはシンガポールのB級グルメの宝庫♪
こちらは数年前に改装工事も終わったばかりで、他と比べても広々としていて明るく、あまりホーカーに慣れていない人でも入りやすい感じです。

食べ物のお店も朝早くから開いているのでここでブレックファスト、ブランチ、ランチを食べる人も多いです。どこがいいのか分からない人は、行列の出来ているお店をチェックしてみてください。

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いかがでしたか?

シンガポールのウェットマーケット。ちょっとのぞいてみたいと思いませんか? 

ローカルの生活の一部が垣間見られる1階のマーケットと、B級グルメが所狭しと軒を連ねる2階のホーカー。

当地のB級グルメに挑戦したい人はぜひ、“ティオンバル・マーケット”へ行ってみてくださいね。

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現地ガイドがウェットマーケットでのお買い物のコツや攻略方をご紹介する2時間のウォーキングツアーです。慣れていないウェットマーケットでの交渉術、ローカルだからこそ知る食材やローカル料理のご紹介。