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ゆっくり寛げる薬屋さん「元益宝来×春子小姐咖啡」【知りたい!現地の暮らし】

作成者: 現地リポーター チーム|Dec 1, 2025 7:00:00 PM


台湾では、街のあちこちで漢方屋さんを見かけます。

 

今回は、そんな漢方屋さんがカフェになった「元益宝來×春子小姐咖啡 (ユエンイバオライ×チュンズシャオジエカフェ) 」へ足を運んでみました。

店長さんは、ほかにも漢方カフェを経営しており、こちらが1番新しい3店舗目とのことです。

 

漢方薬がずらり

バス停「民安路 (ミンアンル) 」から歩いて1細い路地を進んでいく赤い看板が目に飛び込んできます。

 

「ハルコさん」の文字と軒先の赤提灯がどこか懐かしい雰囲気を醸し出しています。

 

 

なかに入ると、ショーケースにケーキやプリンがずらり。

 

 

「あれ、ここ漢方屋さんだよね?」と思わず確認したくなるほど、おしゃれな空間です。でも奥には漢方薬がぎっしり。

 

 

この不思議なギャップがお店の魅力です。

薬膳スープの素や漢方フルーツティーなどお土産にもぴったりな商品もそろっています。

 

 

漢方屋さんならではのメニューもあり

メニューを開いてまたびっくり。

漢方茶はもちろん、自家焙煎のこだわりコーヒーや、グアバジュース入りの変わり種コーヒー、さらにはアルコールまで!

 

 

漢方スパイスを隠し味に使った手作りケーキや、クコの実ジャム付きのトーストなど、体にやさしくおいしそうなメニューばかり。

 

 

店内飲食は1150(約744円) で90分利用可能です。 

 

実際に注文してみました!

私が頼んだのは肉桂蘋果飲 (ロウグイピンゴウイン / シナモンアップルティー) 提拉米蘇 (ティラミス) のセットで290(1,450)

運ばれてきたお茶を見て、思わず「わぁ!」と声が出ました。

 

 

シナモンスティック4本と厚切りりんごがぎっしり入り、蓋が閉まらないほど!

2〜3分蒸らすと、焼きたてアップルパイのような甘い香りが漂ってきて、思わずワクワク

 

ひと口むと、シナモンの香りがふわりと立ち上がり砂糖不使用ですが、時間が経つとりんごの自然な甘さが感じられました

お湯も継ぎ足してもらえるのでたっぷり楽しめました

 

 

ティラミスはなめらかなマスカルポーネと、エスプレッソに浸したビスケットのほろ苦さが絶妙。

漢方茶との相性も抜群でペロリと完食。

 

店長さんは日本語が堪能で、漢方のことを優しく教えてくれます。

体の内側からじんわり温まって、心までほっこり。

台湾に来たら、ぜひ立ち寄ってほしいお店です。

 

【1元 (ゲン) =約5円 2025年11月現在】