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ガイドさんと巡るちょっとディープな早朝台湾ツアー【知りたい!現地の暮らし】

作成者: 現地リポーター チーム|Aug 7, 2025 7:00:00 PM

 

「せっかくの台湾旅行、1分1秒をむだにしたくない!」

そんな思いで、朝7時スタートの「JTB主催・台北朝さんぽ雙連エリアコース」に参加してきました。

 

1度食べたらやめられない⁉隠れ路地の鴉片粥屋

まずは、朝ご飯からスタート

豆乳屋さんおかゆ屋さん、肉まん屋さん、そして、春巻き屋さんの4店舗から好きなお店を選べるとのこと。

まるで、オーダーメイドのようでワクワクしました。

迷った末に私が選んだのは、地元でも評判が高いというおかゆ屋さん

朝市の通りを抜けて、細い小道を奥へ奥へと進んでいきます。

すると、第五家麵線・鴉片粥 (ディウージャーミエンシィエンヤーピエンチョウ/第五家台湾あんかけそうめん・アヘン粥) という名前のお店に着きました。

 

 

メニューには15種類のおかゆと、7種類の台湾風あんかけそうめんがありました。

 

 

いちばん人気のメニュー「魔法鴉片粥 (モーファヤーピエンチョウ / マジックアヘン粥 ) 」は、椎茸、ピータン、肉そぼろなどがのったうま味たっぷりのおかゆ。

こちらは、1杯100元 (約501円) でした。

また、動物性不使用のメニューも豊富で、ベジタリアンやヴィーガンにもやさしいお店です。

私は「素金牌鴉片粥 (スジンパイヤーピエンチョウ/ベジ金メダルアヘン粥 ) 」を注文しました。こちらは、1杯80元 (約401円) 。

 

 

豆腐乳 (ドウフールー/フニュウ)ピータン素鬆 (スソン/ベジデンプ ) という3種のトッピングがのったおかゆでした。

豆腐乳は、塩水で発酵させた豆腐のこと。こちらの店では、エノキが加えられていて、日本の甘味噌に似たまろやかな味が楽しめました。

ピータンは、おかゆとの相性も抜群。

素鬆は、サクサクした甘じょっぱいふりかけのようなものでした。

さらにテーブルには、大根のピリ辛漬物がおかれており、好きなだけトッピングOK。

 

 

シャキッとした歯応えと辛味が加わることで、あっという間に完食してしまいました。

気づけば、お店の前には地元客の行列が……

「こんな隠れた場所にあるのに!?」と、その人気ぶりにおどろきました。

 

生鮮食品だけではない⁉台湾朝市は“なんでも市場“

朝食後は、地元市場雙連朝市 (スワンレンチャオスー / ソウレン朝市 ) 」へ。

日本では “市場=野菜や肉、魚” というイメージが強いかもしれません。

しかし、ここは生鮮食品だけでなく、お惣菜、衣類、日用品までそろう、“なんでも市場” です。

 

そして、7月の台湾は、マンゴーライチがおいしい季節。

市場にも、たくさん並んでいました。

 

 

おいしそうな点心なども、いろいろありましたよ。

 

 

さらに、台湾の伝統スイーツ「豆花 (ドウファ/豆腐プリン) 」も発見。

試食させてもらい、やさしい甘さとなめらかな舌触りにいやされました。冷蔵必須でなければ、日本に持ち帰りたかった逸品です。

 

 

学業の神様「文昌宮」で台湾式お参り体験

朝市の通り沿いには、学業の神様をまつる文昌宮 (ウェンチャンゴン/ブンシュウキュウ) 」があります。

 

 

お線香は無料で1人2本まで配られており、これは「誰でも平等にお参りできるように。」と、寄付によって運営されているとのこと。

 

 

おどろいたのは、そのお線香のサイズ。太く、なんと30㎝ほどもありました。隣に設置されている着火台で、自分で火をつけます。

移動するときは、火のついた先を斜め前に倒して持たないと、灰が自分に落ちて、火傷してしまうので要注意です。

参拝は、まず道路側正面にある香炉の前に立ち、自分の名前と生年月日を述べて自己紹介。その後、お線香を1本立てましょう。

 

 

次に、神様の前に移動し、願い事を心の中で唱えて、2本目のお線香を神前の香炉に立てて参拝は終了です。

また、無料でおみくじも引けるのが楽しいポイント。

 

 

大きな筒の中に、細長い木の棒が入っています。

それを軽くシャッフルし、1番上に出ている棒を取りだしました。

 

 

番号が書かれており、その番号の引き出しからおみくじを引く仕組みです。

 

 

台湾スーパー探検!日本にはない掘り出し物も発見!

その後、地元のスーパー全聯福利中心-中山雙連店 (チュエンリエンフリーチョンシン - チョンサンスワンレンディエン/ゼンレン福利センター - 中山ソウレン店) 」へ。

 

 

1階は生鮮食品、2階はお菓子や調味料、日用品など、常温保存ができる商品がずらり。

なかでも、おどろいたのが「烹大師 (ポンダスー/ほんだし ) 」。

 

 

見なれた商品かと思いきや、日本では未発売のホタテ味でした。これを、お土産に買う日本人も多いそうですよ。

ツアー最後には、ガイドさんから地図をもらい、各自自由行動へ。

台湾の暮らしや文化を、より深く知ることができる貴重な時間になりました

 

【1元 (ゲン元) = 約5円 2025年7月現在】