旧正月の観光名物となっている、平溪天燈節 (ピンシーティェンダンジエ) のランタン上げ。
実は、その時期だけでなく、いつでもランタン上げの体験ができる場所があるのを知っていますか?
それが、台湾北西にある十分 (シーフェン) です。
平溪線の十分車站 (シーフェンチャージャン/十分駅) を降りると、すぐ目の前に、線路を挟んで小さな路面店がたくさん立ち並ぶ十分老街 (シーフェンラオジエ) が広がります。
歩いている間も、空へと吸い込まれていくランタンを目にするほど、あちこちで途切れることなく上がっていました。
まずは、たくさん呼び込みをしているので、気になったお店に声をかけて下さい。
自分が、上げたい場所の近くにあるお店で大丈夫です!
次にランタンを単色、4色、8色の中から選びます。
私たちが行ったときは、
・単色200元 (約992円)
・4色250元 (約1,240円)
・8色350元 (約1,736円)
でした。
それぞれの色に意味があり、
・赤 (紅) は健康や平和
・黄色はお金や富
・青 (藍) はビジネス
など、自分が願いたいテーマの色を選んでいきます。
我が家は、喜びや至福のピンク単色を選びました。
選んだあとは、筆と炭を使ってランタンに、願い事を書いていきます。
四面あるので、みんな思い思いに書きつづるのですが、途中からお絵描きの様になってしまいました。
書き終わると、あげる順番と電車のタイミングを待ち、一斉に線路に入ります。
店員さんも慣れたもので、スマホで動画と静止画を一緒に撮影してくれましたよ。
あいにくのお天気で、ちらほら小雨が降っていましたが、ランタンは空高く上がっていきました!
日本ではなかなかできない経験で、子供たちも大喜び。
ランタン上げが出来る十分老街は、台北駅から台鐵 (TRA) に乗り、瑞芳 (ルイファン) 駅で平溪線に乗り換えます。
そこから、4駅ほどで到着です。
乗り換える瑞芳も、ランタンが飾り付けられています。
十分駅まではとても自然が豊かなので、道中もいやされながらの電車旅。
ぜひ、台湾を訪れた際には足を延ばして、行ってみて下さいね!
あの、アニメで有名な、九份 (ジョーフェン) も近いですよ!
【1元 (ゲン) =約4.96円】