台北MRTの淡水信義線(レッドライン)にある剣潭(ジエンタン)駅は、士林夜市の最寄駅として、多くの観光客が利用する駅です。
台北駅から5駅、およそ10分ほどの場所にある剣潭駅の周辺には、夜市以外にもさまざまな顔があります。
台北駅方面から来た電車を降りると、まず目に飛び込んでくるのがこの建物。
これは「臺北表演藝術中心(台北パフォーミングアーツセンター)」 で、館内に3つの劇場が入っています。
館内にはカフェや書店などもあり、観劇の予定がなくても気軽に立ち寄ることができます。
反対側に目を向けると山肌が迫っているのも、この駅の特徴です。
駅の3番出口を出てまっすぐ歩くと「承德福德宮 (チェンドーフードーゴン ) 」という廟(寺院)があります。
「土地公」という地域の守り神がまつられており、朝から夜まで、地元の人たちがひっきりなしに参拝に訪れています。
観光客でも立ち寄りやすい雰囲気なので、地元の人たちにならってお参りしてみるのも、旅の思い出になりそうです。
時間と体力に余裕がある方は、駅のホームから見えた山や、近くを流れる基隆河沿いの散策もおすすめです。
山側には剣潭山親山歩道(ジエンタンシャンチンシャンブーダオ)というハイキングコースが整備されています。
入口付近にはマップもあるので、初めてでも安心です。
展望台からは市街地を一望でき、条件が良ければ、美しい夕日も眺められます。
一方、基隆河沿いの河川敷に出ると、開放的な景色が広がります。
「三腳渡擺渡口(サンジャオドゥー・バイドゥーコウ)」と呼ばれるエリアは、中華圏の伝統的な「ドラゴンボート(龍舟)」の練習場所の一つにもなっています。
運が良ければ練習の様子が見られるかもしれません。
士林夜市を巡る予定がある方は、ぜひ少し早めに到着し、駅周辺を散策してみてください。