台北駅の近くや、人気観光地の迪化街(ディーファージエ)などを歩いていると、歴史ある建物をよく見かけます。
その多くは日本統治時代に建てられたものですが、台北にはさらに古い時代の建物も残っています。
今回は、その一つ「林安泰古厝民俗文物館(リンアンタイグーツーミンスーボーウーグァン)」を訪ねてみました。
林安泰古厝民俗文物館の最寄駅は、台北メトロの円山(ユェンシャン)駅か中山国小(ジョンシャングオシャオ)駅。
どちらの駅からも約1.4km、徒歩で約20分です。
歴史を感じさせる入口です。
入場は無料で、気軽に立ち寄れるのも魅力。
趣のある門をくぐると、公園のように広々とした空間が広がっています。
敷地の中央に建つ母屋は、築240年以上。
清朝時代に福建から台湾に渡ってきた林(リン)さんの息子が商売で財を成し、1780年代から1820年代にかけて建設した邸宅です。
1986年、道路の拡幅計画で取り壊されることになりましたが、保存を求める声を受けて、台北市内の四維路から現在の場所へ移築されました。
建物は内部まで見ることができます。
中庭を囲むように並ぶ部屋には、当時の生活の様子がうかがえる展示もありました。
敷地内には池や東屋なども整備されており、ゆったりとした時間を楽しめます。
すぐそばには、こちらも無料で見学できる「台北典蔵植物園(タイベイディエンザンジーウーユェン)」もあります。
入口を入ると、まず台湾在来の植物を集めたエリアがあります。
多肉植物や高山植物などのエリアもありました。
規模は大きくないものの、約500種近い植物が展示されているそうです。
屋内で楽しめる展示が中心なので、雨が降っている日の観光にもおすすめです。
ぜひ、林安泰古厝民俗文物館とセットで訪れてみてくださいね。