皆さん、こんにちは!ニーハオ!JTB台湾マイバスチームです。
台北ランドマークの一つ、中国風の建築物が目を引く「グランドホテル台北(台北圓山大飯店)」は、「覓到バー(Meet Bar)」のオープンをきっかけに、夜間の開放がされていなかった東トンネルツアーと合わせて、バーとツアーを合わせた散策コースを企画しました。
今回はマイバススタッフと一緒に秘密の東トンネルと覓到バーに潜入してみましょう!
1952年に、蒋介石の夫人宋美齢氏によって設立された台湾最初の五つ星ホテルです。台北圓山大飯店は台湾神宮の跡地を利用して建てられ、これまで多くの国家元首や要人、有名人を接待してきた台北を代表するランドマークの一つです。外見内装とともに雄大で優雅な中国宮殿風のホテルはロビーエリアの天井は高く、144本の巨大な赤い柱や金の瓦や龍の彫刻などで高級感ある内装でお客様をお迎えしています。建築当時、このホテルは政治色が強かった為、東西に一本ずつ蒋介石総統の緊急避難用通路として秘密のトンネルを建設しました。現在、東西トンネル両方とも予約制で見学が可能です。
東トンネルは2021年に50年ぶりに再開放されました。見学したい方は宿泊プランや、ホテル内レストランとのセットで予約しても見学する事ができますが、今回は新しくできた覓到バーと東トンネル見学を合わせたコースもオススメしたいです♪
東トンネルは約67メートル、84階で真っ直ぐ下に降りるだけのトンネルではありません。中は追兵を防ぐため、回り道や音を吸収する効果がある凸凹壁を作りました。今回ご紹介する夜間開放時の東トンネルツアーでは、階段を下りて外に出ると秘密の花園や小道を沿って進んで行くと、グランドホテル最初の總經理であった孔二小姐(孔令偉氏)の旧居があるエリアに出てきます。孔令偉氏の旧居の外観を見学した後は、秘密の花園エリアに用意されたコーラやスプライトなどのソフトドリンクをセルフサービスで楽しんで頂ける休憩所もあります。
散策コースを一周回りましたら、次は本題の覓到バーに戻り、普段の台北観光とは違った夜遊び時間を過ごしてみましょう。
圓山大飯店の外見からインスパイアされ、名前が付いたカクテル「紅房子Red House」 (レッドハウス/NTD 600元)は、グランドホテルの綺麗な赤色がイメージカラーとして作られたカクテルです。その上に、金の瓦をイメージして色とりどりのクリームを乗せた可愛いデザートが飾ってあります。熟成高粱酒(※高粱で作れられた濃烈な中國蒸餾酒の一種)とジンをベースにビーツ、ドラゴンフルーツ、リンゴジュースなどをミックスした、甘酸っぱい味わいが高梁酒を使っているのに飲みやすく、女性にも気にいって頂けるカクテルです。
せっかく台湾に来たのだから、おつまみも台湾らしいものが食べたいですよね。覓到バーはドリングだけではなく、軽食にも力を入れています。こちらで提供される軽食メニューは国家宴会料理を担当するシェフたちのアディアで作られました。台湾の誰でも聞いたことある料理「ピータン豆腐」や、「台湾式の煮込み」などもありますよ。台北のナイトタイムは夜市だけではなく、新たな選択もありますよ。機会ありましたら、是非体験してみてくださいね!