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台湾でおなじみのとろみ醤油【知りたい!現地の暮らし】

作成者: 現地リポーター チーム|Jun 19, 2025 7:00:00 PM


台湾の食堂で野菜や餃子などを頼むと、甘じょっぱい醤油のような茶色いソースがかかっていることが多々あります。

これは、台湾でとてもよく見かける調味料、とろみ醤油です。

先日食べた朝ご飯にも、添えられていました。

 

さまざまな種類がありますが、そのうちのひとつ、屏大薄鹽醤油膏 (ピンダーバオヤンジァンヨウガオ) をご紹介します。

こちらは、560mlサイズのボトル。ポテっとしていて、可愛らしいフォルムですよね。

スーパーで、約250元 (約1,200円) でした。

 

コーンスターチでとろみがつけられています

原材料を見てみると、水、大豆、小麦、食塩、砂糖、コーンスターチ。

とてもシンプルですね。

 

これさえかければ何でもうまい

お味の方は、特にクセはなく、食べやすいです。

めんつゆを、醤油多めにして、煮詰めたようなイメージが近いかもしれません。

また、オイスターソースにも似ている気がします。

 

台湾では、これがいろんなものに付いてくるのです。

茹でた葉野菜、餃子、大根もちなど。

きっと、ほかにも、気づかず食べていることがたくさんあるはず。

 

「おかずが、もう1品欲しいな。」というときに、おひたし感覚で、茹で野菜にかけてすぐに食べられます。

スーパーで手に入りやすいチンゲン菜にかけただけで、もうりっぱな副菜に。


最近は、チャイニーズブロッコリーとも呼ばれる野菜、芥藍 (カイラン) にかけるのがマイブーム。

若干の苦味がある野菜なのですが、屏大薄鹽醬油膏をかけると、甘みのある深い旨味と相まって、いくらでも食べられます。


もちろん、お肉や卵にかけても美味しいです。

豚しゃぶサラダや、目玉焼きの味が、いつもおなじになってしまう……

そんなときには、とろみ醤油をかけてみてはいかがでしょうか?

 

メーカーによって味はさまざま

大きめのスーパーに行くと、棚一面を占める、とろみ醤油の数々。

たくさんの種類を見つけることができます。

 

買って帰れば、台湾の雰囲気を感じられると思います。

いろんなブランドのものを買って、ご自宅で食べ比べてみるのも面白そうですね!

 

1 (ユエン) = 4.8円 20255月現在】