台北に旅行で訪れた方の中には、龍山寺(ロンシャンスー)や行天宮(シンティエンゴン)などに参拝する方も多いと思います。
今回は散歩を兼ねて、台北メトロ円山(ユェンシャン)駅近くにある、観光客にはまだあまり知られていない、地元の人に人気の二つの廟を訪ねました。
円山駅の2番出口を出て、目の前の通り「庫倫街(クールンジエ)」をまっすぐ進みます。
10分ほど歩くと、右手にひときわ大きな木と「台北孔廟(タイベイコンミャオ)」の外壁が見えてきます。
次の交差点を右に曲がると、街並みが一変します。 さっそく台北孔廟の門をくぐり、中に入ってみましょう。
「孔廟」とは、学問の神様として知られる孔子をまつる廟のことで、台湾各地に存在します。
台北孔廟は1927年に建設が始まり、1939年に現在の姿が完成しました。
本殿(大成殿)の中はこのような様子。
かつて台湾の総統を務めた人物による書も飾られていました。
敷地内には売店も併設されていました。
身近に受験を控えている人がいれば、孔子グッズをおみやげに選んでみるのもいいかもしれませんね。
台北孔廟を出ると、目の前にまた別の門が現れます。
ここをくぐると「鄰聖苑(リンションユェン)」があります。
この後紹介する「大龍峒保安宮(ダーロンドンバオアンゴン)」の庭園で、孔廟の隣にあることからこの名前が付いています。
庭園には、池や中華神話にまつわる像などが整備されています。
異国情緒あふれる空間で、のんびり過ごすことができます。
先ほどとは別の出入口から鄰聖苑を出ると、目の前に大龍峒保安宮の門が見えてきます。
1742年の創建と伝わる由緒ある廟で、現在の規模になったのは1830年の改築によるものです。龍山寺などと並んで「台北三大廟門」の一つに数えられ、国定古跡にも指定されています。 主神の保生大帝(バオシェンダーディー)は医療の神様として知られ、健康を祈願する人が数多く訪れます。
正殿だけでなく、脇の回廊などもじっくり見て回りましょう。
参拝後は、周辺の散策も楽しめます。昔ながらの甘味屋さんから新しいカフェまで、さまざまなお店がそろっていました。
有名な観光地とはまた違った魅力を持つ、円山駅周辺の二つの廟。台湾旅行の合間に、少し足をのばしてみてはいかがでしょうか。