タイでは、1月1日や3月3日、10月10日といった、毎月同じ数字が並ぶ日に、大きなセールを行うのが一般的。
セールが行われる場所は、ECサイトやスーパーマーケット、飲食店などさまざまです。
この習慣は、もともと中国のAlibaba (アリババ) というECサイトにて、11月11日に開催する「独身の日」セールに、影響を受けて始まったものだそう。
タイの人々は、日頃からプロモーションや割引に敏感で、お得な情報がSNSやLINEなどを通じて、すぐに広まるのです。
加えて、「ゾロ目=縁起が良い」と考える文化もあり、同じ数字が並ぶ日は、気分的にも、買い物しやすいムードが作られているのが特徴。
自然と、購買意欲が高まるタイミングといえるでしょう。
そして、かくいう私も、毎月同じ数字が並ぶ日を楽しみにしている1人です。
例えば、5月5日には、某ホテル内にあるレストランのブッフェに行ってきました。
本来は、1人あたり990THB (約4,430円) のコースが、2人目はなんと、55THB (約246円) になるという、破格のプロモーションでした!
また、とあるECサイトでは、通常990THB (約4,430円) の化粧品を、フラッシュセールやクーポンなどを駆使して、768THB (約3,436円) で購入。
そのほかにも、まとめ買いでさらに安くなる商品もあり、3本買ってみました。
「来月も、安くなるタイミングがあるなら、じっくり考えてみよう。」
「気になっていたブランドだったので、試してみよう。」
などと、人とモノとの接点を生み出すことができる、強力なプロモーションだなと感じています。
今では「買い物の日」として、すっかり人々の生活に根付いた習慣です。
タイに来られる際には、ぜひ、このお得に楽しめるタイミングを活用してみてくださいね。
【1THB (バーツ) =約4.47円2025年7月現在】