日本でも話題になった、タイでアイドル的人気を誇るコビトカバのหมูเด้ง (ムーデン ) 。
今回はそんなムーデンと、ムーデンが住むสวนสัตว์เขาเขียว (スワンサットカオキアオ/カオキアオ動物園) について、ご紹介したいと思います。
そもそも、「コビトカバって、普通のカバとちがうの?」と思う人も多いはず。
コビトカバはその名の通り、普通のカバの半分ほどの大きさです。
といっても、おとなになると体重が200キロ程度になり、「コビト」というほど小さくはないかもしれません。
そのコビトカバのムーデンは、去年の7月にカオキアオ動物園で生まれました。
名前の「ムーデン」は、タイ語で「豚の肉団子」という意味で、人気投票により選ばれたのです。
つぶらな瞳とツヤツヤしたお腹が、リアルゆるキャラといった感じで、瞬く間にタイのみならず世界的な人気者に。
新しいもの好きのタイ人ですが、生まれた時から見ているファンは、ムーデンの成長を見守ろうと、今でも多くの人が動物園に詰めかけています。
去年の10月には、タイの郵便局がムーデンのポストカードを発売したほか、たくさんのグッズが、街中で見られるようになりました。
そんなムーデンフィーバーに乗ろうと、私も去年の10月にムーデンがいるカオキアオ動物園を訪れました。
カオキアオ動物園はชลบุรี (チョンブリー) にあり、バンコクからは車でおよそ1時間半の距離です。
早速入場し園内を進んでいくと、人だかりを発見。
平日にも関わらず、コビトカバのコーナーには長蛇の列ができていました。
そして列に並ぶこと30分、ついに私の番に。
「どんな表情を見せてくれるかな?」とのぞきこむと、そこには母親に寄りかかるようにして眠るムーデンの姿がありました。
動いているムーデンもかわいいですが、寝ている姿もかわいかったです。
カオキアオ動物園は、ほかにもたくさんの動物がおり、1日楽しめること間違いなし。
ぜひ、1度皆さんもムーデンの成長を見に、訪れてみてはいかがでしょうか。
【1Baht(バーツ ) = 約4.3円 2025年4月現在】