タイの観光・ローカル情報ブログまとめ|バンコク・プーケットをメインに紹介します。

タイ観光のツアーの選び方。過ごし方や主要スポットとともに紹介

作成者: マーケティング Y・S|Jan 21, 2025 5:00:46 AM

『微笑みの国』として知られるタイは、世界屈指の観光大国です。観光ツアーはたくさんありますが、どのような点に注意して選べばよいのでしょうか。ツアー選びのポイントやタイの基本情報を紹介します。主要スポットの概要と共にチェックしてみましょう。


タイの基本情報

正式名称はタイ王国

タイの正式名称は『タイ王国(Kingdom of Thailand)』と言い、首都はバンコク(Bangkok)です。タイの全人口約6,609万人のうち、約825万もの人がバンコクに集中しています。また、タイの人々が深く信仰しているのが仏教です。国民の約95%は仏教徒といわれ、タイの至るところに寺院があります。 日常のあらゆる場面に仏教が影響を与えており、さまざまな儀式を担う僧侶は全国に30万人もいるといわれています。

言語や通貨

タイの公用語は『タイ語』です。地方によって方言があるのは日本と同じですが、山岳地帯に住む少数民族などは独自の言葉を使っています。 観光地やホテルでは英語も通じますが、ローカルな食堂やお店だと、英語でのコミュニケーションは困難な場合があります。

また、通貨の単位には『バーツ(Baht)』が使われています。補助通貨としては『サタン』が用いられ、『100サタン=1バーツ』です。 紙幣は1000、500、100、50、20バーツの5種類で、硬貨は10バーツ、5バーツ、2バーツ、1バーツ、50サタン、25サタンの6種類となっています。 慣れない他国のお金は分かりにくいですが、紙幣はそれぞれ茶色、紫、赤、青、緑と色分けされているので、色で覚えるのがおすすめです。


タイでの過ごし方

およそ4300kmも離れているタイと日本では、気候・文化が大きく異なります。 タイで快適に過ごすには、現地の気候や交通インフラについて、きちんと把握しておくと便利です。

タイの気候

タイは熱帯性気候に属し、年間の平均気温は約29℃です。 年間通して暑い国ですが、季節による変化が無いわけではなく、季節は『乾期』『雨期』『暑期』に大別されます。 まず、乾期は11~2月頃で、ほとんど雨が降りません。比較的気候は安定していますが、朝夕は肌寒く感じることもあるでしょう。 雨期は、6~10月で、スコールが頻発する季節です。1日中降り続くことはありませんが、天候は不安定なので雨具などが必要になります。 そして暑期は3~5月で、タイで最も暑い季節です。朝から晩まで気温が高く、徹底した避暑対策が必須です。

タイ国内での移動手段

タイ国内の移動手段としては、飛行機・バス・電車・タクシーなどが一般的です。特に首都・バンコクは交通手段が充実しており、移動で困ることはほぼないでしょう。 一方で、タイには日本には無い独特の交通手段も多く見られます。 例えば、バイクタクシー、ロットゥー(ミニバス)、トゥクトゥク(三輪バイク)、ソンテウ(ピックアップトラック)などは現地の人の足としても活躍しており、田舎町にはサムロー(人力三輪車)なども走っています。 これらに乗ればタイらしい体験ができますが、反面、トラブルに遭いやすいという声も聞かれます。利用の際は、十分な注意が必要です。



主な観光スポット

観光大国・タイには、数多くの観光スポットがあります。加えて、宿泊施設やグルメも充実しており、リーズナブルに旅をしたい人も高級志向の人も、きっと満足できるでしょう。 ここでは、特に人気の観光地を四つピックアップして、その魅力を紹介します。

バンコクバンコク観光の目玉は、何といっても王室ゆかりの寺院や宮殿でしょう。
日本の仏教寺院と比較すると色使いが鮮やかで、漂うエキゾチックな雰囲気が魅力です。 また、バンコクではグルメやショッピングスポットも充実しており、ハイエンドなショッピングモールからローカルなマーケットまで、さまざまな楽しみ方があります。 加えて、ナイトマーケットやニューハーフショーなど夜のスポットも楽しく、タイならではのエンターテインメントをエネルギッシュに楽しみたい人にぴったりでしょう。

ただし、世界屈指の観光スポットではスリ被害も頻発しています。治安が良いとはいえ、油断せず、しっかり自衛に努めなければなりません。

アユタヤバンコクから北へ約80kmの場所にあるアユタヤは、タイの古都として知られる街です。
世界遺産にも登録されたアユタヤ王朝の遺跡群には、年間を通じて多くの観光客が訪れます。

アユタヤ王朝は、14~18世紀まで一帯を治めた王朝です。王都・アユタヤは、最盛期にはヨーロッパとアジアのハブとして機能し、東西をミックスした華やかな文化が生まれました。
現在残るアユタヤ遺跡は、ビルマ軍の侵攻により大きなダメージを受けましたが、建築様式や規模から、十分に当時の栄華を感じることができます。夜はライトアップされるので、昼と夜で違った美しさを楽しむのもよいでしょう。

加えてアユタヤでは、水上マーケットや象乗りも楽しめます。バンコクと比較するとローカルな雰囲気なので、ゆっくり旅したい人におすすめの街です。

チェンマイ『北方のバラ』とも呼ばれるチェンマイは、バンコクの北約720kmに位置するタイ第2の都市です。13世紀にランナー朝の王都として栄え、旧市街には当時の面影を偲ばせる寺院や仏像が数多く残ります。

王朝が華やかだった頃は少数民族が集い、『ランナー文化』と呼ばれるタイ北部独特の文化が発達しました。 その伝統は現在も受け継がれており、今やチェンマイは、多くの芸術家が集うタイ芸術の拠点となっています。

日本では馴染みの薄いタイアートですが、チェンマイ郊外の『MAIIAM現代美術館』でじっくり鑑賞することができます。 加えて、チェンマイは山岳地帯にあるため、平野部のバンコクなどと比較すると、爽やかで過ごしやすいのも魅力です。 長期旅行者やバックパッカーが多いため、英語も通じやすく、タイ初心者でも観光しやすい街といえます。

プーケットバンコクの南約800kmに位置するのが『アンダマン海の真珠』とも呼ばれるプーケットです。アジア屈指のビーチリゾートとして人気が高く、世界中から多くの観光客が訪れます。 プーケットの魅力は、何といってもリゾート気分を満喫できることでしょう。 美しいビーチが島内のいたるところにあり、あらゆるマリンスポーツを楽しめます。宿泊施設も、安宿から超高級宿まで幅広く揃っているので、思い思いにリゾートステイを満喫できるでしょう。 加えて、ナイトライフが楽しいのもプーケットの魅力です。 おしゃれなクラブやディスコには観光客も多く、気軽に盛り上がれます。タイらしく楽しみたい人には、キャバレーでのニューハーフショーも人気です。




観光ツアーの選び方

観光ツアーなら、個人手配の旅行よりもコストを抑えることができます。とはいえ、ツアーの数が多いため、どれを選んだらいいかわからない人もいるのではないでしょうか?

タイツアーを選ぶポイントは、航空会社とホテルです。

それぞれのポイントを詳しく見てみましょう。

航空会社世界的に人気の観光地であるタイには、数多くの航空会社が乗り入れており、その選択肢は幅広いです。旅のスタイルに合わせて航空会社を選べるので、時間や価格など、重視するポイントを決めましょう。 多少コストがかかってもスムーズに行きたい人は、時間の融通が利きやすいフルサービスキャリアの直行便がおすすめです。 一方、コスト重視の人は、フルサービスキャリアより安いLCCや乗り継ぎ便のツアーがよいでしょう。 ただし、この場合コストは抑えられるものの、運航時間に融通が利かなかったり、現地到着までに長い時間がかかったりすることは承知しておく必要があります。

宿泊するホテルとその立地エリアホテルのグレードや立地も、ツアーを決めるうえで重要なポイントとなります。

タイに行く目的が観光メインなら、ホテルのグレードにさほどこだわる必要はありません。グレードよりは駅やバス停に近いかなど、交通アクセスや観光地までの距離を考慮してホテルを選ぶとよいでしょう。 一方で、ホテルステイも重要な旅の要素なら、ホテルのグレードは重要です。 例えば、プーケットなどリゾート地に行く場合、どんなホテルを選ぶかで旅の内容はガラッと変わってしまいます。ツアーを決める際は、旅のスタイルや目的にかなうホテルを選びましょう。




おすすめのオプショナルツアー

フリーツアーをより充実させるなら、オプショナルツアーを加えてみてはいかがでしょうか。日本で事前に申し込んでおけば言葉の苦労がないうえ、必要なことはガイドが教えてくれるので安心です。 タイならではの体験ができるツアーはたくさんあるので、興味のあるものを探してみましょう。

エレファントトレッキング「タイに行ったら象に乗りたい!」という人は多いのではないでしょうか。

象はタイを象徴する動物として広く認知されており、象に乗る『エレファントトレッキング』は大人気のアクティビティです。 バンコク周辺をはじめ、アユタヤ・パタヤ・プーケットなどで体験できるので、興味のある人はぜひ申し込んでみましょう。 とはいえ、ツアーは象に乗るだけの短時間のものから、1日過ごすものまでさまざまです。『象だけ』か、『プラスアルファ』か、日程などを考えて選びましょう。

寺院巡り上座部仏教を信仰するタイでは、日本とは異なるエキゾチックな寺院が数多く見られます。寺院の数はあまりに多いので、効率的に巡るにはやはりツアーがベターでしょう。 バンコク・チェンマイ・アユタヤなど人気都市のほとんどで、寺院巡りツアーが開催されています。 例えばバンコクの場合、『3大寺院』と呼ばれる『ワット・アルン』『ワット・ポー』『ワット・プラケオ』へ行くツアーが人気です。加えて最近では、『ピンクの象の像』がある通称『ガネーシャ寺院』も注目を集めており、新名所を目指す人も増えています。 寺院の由来や歴史、御利益などをチェックして、気になるツアーに申し込んでみましょう。


蓮の葉色付けタイならではの文化体験をしたい人は、『ロータスリーフペインティング』にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。 これは、タイ人とフランス人のご夫婦が始めたタイアートで、キャンバスに貼り付けた蓮の葉に、油絵の具で思い思いに色を付けていくというものです。 スポンジや筆で色をのせていくだけなので、不器用な人や子供でも気軽に取り組めます。ロータスリーフペインティングは『アートセラピー』としても注目されているので、集中することで『癒やし』にもなるでしょう。 また、完成した作品を旅の思い出として持ち帰れるのも魅力です。帰国後には作品を自宅に飾り、旅の思い出に浸ることができるでしょう。