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【ダナン発】カオスな観光列車で行く!世界遺産・古都フエ史跡めぐりツアー体験記

作成者: 現地リポーター チーム|Jul 22, 2026 10:59:59 AM

 ベトナム最後の王朝・グエン王朝(1802〜1945年)の都として栄え、世界遺産「フエの建造物群」が残る古都フエ。 

今回は、ベトナム中部の都市ダナンから観光列車に乗り、フエの王宮や歴代皇帝の陵墓を巡る「世界遺産古都フエ観光・豪華列車ダナンからフエ乗車体験」ツアーに参加してきました。

個性あふれる観光列車は、歌あり、食事あり、写真撮影ありと、日本ではなかなか味わえない「カオス」な雰囲気。移動時間さえも観光の一部でした。

そんなユニークな列車旅と、世界遺産・古都フエの魅力をたっぷりご紹介します。


観光列車はダナン駅から出発 

旅のスタートはダナン駅。

朝7:05発の列車に乗るため早起きが必要ですが、宿泊ホテルまで車で迎えに来てくれるので安心です。

この日案内してくれたのは、日本語がとても堪能なキムさん。気さくな人柄で、すぐに打ち解けることができました。

ホテルを出発して約10分でダナン駅に到着。

まずは駅前で記念撮影を済ませ、いよいよ旅の始まりです。 

改札を抜けると、ダナンとフエを結ぶ観光列車「Central Heritage Connection(セントラル・ヘリテージ・コネクション)」がお出迎え。

駅のホームはノスタルジックな雰囲気で、ひと昔前へタイムスリップしたような気持ちになりました。 

 

車内は想像以上に「カオス」!  

列車に乗り込んでまず驚いたのが、食堂車のにぎわいです。

 屋台料理のような軽食が販売されており、たくさんの人が集まって思い思いに過ごしていました。

みんなが旅の始まりにワクワクしている様子が伝わってきて、私の気分もどんどん高まります。

さらに、イケメンシンガーによる伝統的な歌のライブも始まりました。お客さんも飛び入り参加して、歌ったり踊ったりと、車内はさらに盛り上がります。

 写真を夢中で撮る若者や、有料サービスの足湯でくつろぐ人もいました。

日本の列車では考えられないほど自由でにぎやかな空間ですが、それぞれが車内での時間を自由に楽しんでいる様子が、とても印象的でした。

途中、列車がVịnh Lăng Cô(ランコー湾)を通過するときには、スピードを落として走行してくれます。

車窓いっぱいに絶景が広がり、写真を撮る絶好のタイミングなので、スマートフォンやカメラの準備をお忘れなく!

史跡巡りで歴史に思いを馳せる 

 フエに到着すると、王宮へ向かう前に、まず3つの名所を巡ります。

最初に訪れたのはLăng Tự Đức(第4代皇帝・トゥドゥック帝陵)。 

 

 豪華絢爛というよりは、厳かで落ち着いた雰囲気の場所です。トゥドゥック帝の生前には、別荘としても使用されていたそうです。

東屋から眺める庭園は美しく、アオザイに身を包んだ女性や若いカップルの姿がよく似合う、絵になる場所でした。

続いて訪れたのは、Lăng Khải Định 第12代皇帝・カイディン帝陵) 

カイディン帝の陵墓は、127段の階段を上った先にある建物の中にあります。 

 現在もここにカイディン帝が眠っているそうで、時代を超えたロマンを感じます。建物内部には、陶磁器やガラスを用いた美しいモザイク装飾が施されており、思わず息をのむほど壮麗な空間でした。

 

最後に訪れたのは、フエを代表する古刹、Chùa Thiên Mụ(ティエンムー寺院)

私たちが訪れた11時頃はちょうど読経の時間だったようで、多くの僧侶や修行中の少年僧が一斉に祈りを捧げ、境内はとても神聖な雰囲気に包まれていました。

この日は気温が40度近くまで上がりましたが、各史跡では、見学を終えるたびにツアーの車が門前まで迎えに来てくれ、とてもありがたかったです。

 

フエの宮廷料理に舌鼓 

ランチはフエの伝統的な宮廷料理を味わえるレストラン「Ancient Huế(アンシエント・フエ)」。

伝統建築を生かした内装と、民族衣装をまとったスタッフの姿が印象的で、まるで宮廷に招かれたような気分になりました。

前菜の「いちじくのサラダ」から、米粉の生地にエビや豚肉などをのせ、バナナの葉で包んで蒸した伝統料理「バインナム」、メインにはフエ名物の牛肉入り米麺「ブンボーフエ」が続きます。 

 一品一品が丁寧に作られており、繊細な味付けの上品な料理をじっくりと堪能しました。 

 

締めくくりはフエ王宮の見学

ツアー最後の目的地は、世界遺産・フエ王宮(Hoàng thành Huế)

王宮はとても広大で一つ一つの建造物が大きく、まるで歴史映画や漫画『キングダム』の世界に迷い込んだかのようなスケール感に圧倒されました。 

今回は、玉座が置かれた太和殿や、美しく復元された建中殿などを見学しました。色鮮やかな装飾や繊細な建築が素晴らし、時間を忘れて思わず見入ってしまいました。

王宮は見どころがとても多いため、すべて見学するなら3〜4時間くらいかかるのではないかと感じました。 

 

最後に

フエはダナンから少し距離があるため、訪問をためらう方も多いかもしれません。

しかし今回ツアーで主要な見どころを効率よく巡ることができ、帰りは車で、18時前にはダナンのホテルに戻ることができました。

 世界遺産に登録された歴史的建造物群、壮麗な王宮、皇帝たちの陵墓、そして日本ではなかなか体験できない、にぎやかな観光列車。

リゾートとは一味違うベトナムの魅力を、1日でたっぷり満喫できるツアーでした。

ダナン旅行を計画している方は、ぜひ日帰りで足を延ばし、古都フエの歴史と文化に触れてみてはいかがでしょうか。

 ※1VND(ベトナムドン)=約0.0062円で計算(2026年7月時点)