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サラワクラクサとは?魅力と食べ方【知りたい!現地の暮らし】

作成者: 現地リポーター チーム|Nov 25, 2025 7:00:00 PM

 

マレーシアのボルネオ島サラワク州の州都Kuching (クチン) を代表するソウルフード、それがSarawak Laksa (サラワクラクサ) です。

現地では朝食の定番として親しまれていて、ひとたび口にすれば、その複雑な味の虜になること間違いなし!

そんなサラワクラクサの魅力と食べ方をお伝えします。

 

 

スパイス香る奥深いスープの秘密

サラワクラクサ最大の魅力は、奥深いスープにあります。

濃厚そうな見た目ですが、ベースはエビや鶏肉の出汁。そこにココナッツミルクが加わることで、意外にもサラッと軽やかでマイルドな口当たりです。

このスープの深みは、さまざまなハーブとスパイスによるもので、特にサラワク州特産の胡椒が爽やかなアクセントに。

その複雑な香りが、食欲をそそります。

 

どんな麺?具材は何が入っている?

麺は、つるっとした食感の細い米麺 (ビーフン) が定番。サラサラとしたスープとの絡みがとても良いためです。

 

 

メインの具材は、茹でてほぐした鶏肉と、ぷりぷり食感のエビ。これに、細く切られたふわふわの錦糸卵が彩りを添えます。

 

 

その他にも、もやしやパクチーなどが盛り付けられ、見た目にも華やかです。

 

サラワクラクサの通な食べ方!

サラワクラクサを現地で楽しむには、添えられて出てくるCalamansi (カラマンシー)Sambal (サンバル) が欠かせません。

カラマンシー:ライムに似た柑橘
サンバル  :エビペースト入りのチリソース

まず席に運ばれてきたら、カラマンシーをぎゅっと絞りかけましょうこの酸味が、スープに爽やかな風味をプラスします

 

 

次に、辛みをさらに追加したい時は、サンバルを少しずつ加えて辛さを調整します。

現地の人は、この酸味と辛みのバランスを変えながら、味の変化を楽しむのが一般的です。ぜひ、自分好みの味を見つけてみてください。

サラワクラクサは、クチン市内の屋台やフードコートなどで気軽に食べることができます。

価格はRM10 (約350円)~RM15 (約525円) ほどと手ごろです。

 

【RM1 (リンギット) = 約35円 2025年10月現在】