今回はニュージーランドに移住してきた僕が感じる、この国に根付いているDIY文化の一端を紹介します。
DIYそれは私たちのDNAのなかにあります
DIY (Do it yourself.) という言葉自体は、日本でも馴染みがありますよね?
「犬小屋を作った。」「本棚を作った。」など、動画サイトや個人ブログ等で、さまざまな情報を見かけます。
それらをながめていると、どんな国でも一定数の方がDIYに熱中されているのは何となく想像できます。
ただここニュージーランドという国は、そんなレベルではなく「DIYが生活に浸透している。」といっても過言ではありません。
壁を壊して部屋を作ったり、庭にデッキを作成したりと、
規模は大きく難易度も高いのですが、意外に多くの人が普通に行っているのです。
「DIY. It’s in our DNA. (ディーアイワイ。 それは、私たちの遺伝子のなかにあります。)」
という有名なフレーズがあるのですが、これは端的にニュージーランドのDIY文化を表現していると思います。
DIYが盛んなニュージーランドでは、全国規模で展開している大型2大チェーン店が工具の購入先として選ばれやすいようです。
ひとつはBunnings warehouse (バニング ウエアハウス) 、もうひとつがMitre 10 (マイターテン) という会社。
どちらも実際に行ってみると、その規模、扱うジャンル、商品の種類には圧倒されると思います。
ニュージーランドで販売されている商品のなかには、日本メーカー製もありました。
それが、RYOBI (リョービ) とMakita (マキタ) です。
日本から遠く離れた南半球の片隅で、祖国の製品がこんなにも活躍しているのを見るのは感慨深いものがあります。
DIYに興味がある方も無い方も、機会があれば1度お店を覗いてみると面白いかもしれませんよ。