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マニラから日帰り!孤島の遺跡に行ってみた【知りたい! 現地の暮らし】

作成者: 現地リポーター チーム|Aug 16, 2025 7:00:00 PM


都会の喧騒が恋しくなる時もあれば、無性に静寂を求めてしまう時もあります。

そんな気分にぴったりの場所が、Manila (マニラ) 近郊にあるのです。

 

今回は、忘れ去られたかのような孤島、Fortune Island (フォーチュン アイランド) へ日帰り旅行してきました。

 

島へはローカルなボートから

マニラから陸路で約2時間半、Nasugbu, Batangas (バタンガス州ナスグブ) のボート乗り場に到着すると、もわっとした潮風が迎えてくれます。



ボートの手続きと支払いを済ませ、近場のコンビニで事前に飲み物や食事を購入。

これから向かう島には、売店もレストランもありません。

 

チャーターしたのは、フィリピン特有の小型ボート「バンカーボート」。

両側にアウトリガー (浮き) が付いたこのボートに乗り込み、いざ孤島を目指します。

 

 

丘の上にたたずむ忘れ去られた神殿

ボートの上からは、徐々に島が近づいてくるのがわかります。


1時間の船旅を経て、ついに島へ上陸。

まず目に飛び込んでくるのは、丘の上に荘厳な姿でたたずむ、パルテノン神殿を模した遺跡です。


なぜ、こんな場所にギリシャ建築が?

そのアンバランスさが、なんとも言えない不思議な魅力を放っています。

 

丘を登り、崩れかけた柱に腰掛けて紺碧の海を眺めていると、まるで時が止まった映画のセットに迷い込んだかのよう。




青い空と青い海の背景があいまって、どこを切り取っても絵になります。

日差しは非常に強いですが、その熱気を吹き飛ばすくらいの圧倒的な美しさです。

 

スマホを置いてただ波の音を聞くというぜいたく

この島の魅力は、写真映えする遺跡だけではありません。

透明度の高い海で遊ぶのもいいですが、私が1番おすすめしたいのは「なにもしない」というぜいたくです。

私は少しだけ高台の方へ上がり、木陰を見つけのんびりと過ごしてみました。

 

寝転がり、スマホを置いて、ただ寄せては返す波の音に耳を澄ませてみてください。

たまにはなにも考えずに頭を空っぽにして、ただただ自然のなかでゆっくりしてみるのもいいものですよ。


 

1php (フィリピンペソ)=2.578円 20258月現在】