フィリピンで、クリスマス以外の長期休暇といえば、Holy Week (ホーリー ウィーク) 。
日本人にとっては、あまり馴染みがないものですが、フィリピンでは一大行事なのです。
ホーリーウィークってなに?
ホーリーウィークとは、3月下旬から4月末の間の、キリストの処刑から復活までを祝う行事のこと。
この期間中、最初に満月になった日から次の日曜日が、Easter Sunday (イースター サンデー/復活祭) となり、その前の木~土曜日が祝日となります。
2025年度のホーリーウィークは、4月17日~4月20日でした。
ちなみに2024年のホーリーウィークは3月28日~3月31日で、毎年日程が全然違うので要注意です。
クリスマスと同じくらい大切な行事
フィリピンは、国民の83%がカトリック教徒で、ASEAN (アセアン/東南アジア諸国連合)唯一のキリスト教国といわれています。
そんなフィリピンでは、ホーリーウィークはクリスマスと同じくらい大切な行事なんです。
日本から観光に来ている場合、気を付けなければいけないのが、店舗などの休み。
特に聖木曜日と聖金曜日と呼ばれる、木曜日と金曜日の祝日は、驚くほど多くの店舗が休みになります。
大型ショッピングモールですら休みになるほどです。
なので、もし買い物などが必要になったら、一生懸命Facebookなどで営業しているお店を探さなければいけません。
子供のためのイースターイベントも多数
ホテルやショッピングモールでは、子供のためのイースターイベントも多数あります。
このイベントは主に、イースターサンデーである日曜に開催されることが多いです。
無料のものから有料のものまでさまざま。
今年はセブ島に住み始めてから初めて、ホテルのイースターイベントに参加してみました。
マジックショーあり、軽食やおやつあり、おみやげあり、ゲーム大会ありで、子供たちも大満足。
もちろん、イースターの代名詞ともいえるEgg Hunt (エッグハント/卵探し) ゲームも。
子供が参加できるイベントがとっても多いところが、子供に優しい国フィリピンらしいなと感じました。