マニラを走る庶民の足、MRT (エムアールティー) とLRT (エルアールティー) に乗ってみました。
基本的に時刻表というものがなく、15分から20分間隔で来る電車に乗り込みます。
電車は、マニラ首都圏の渋滞を避けつつ、交通費を抑えて移動したい時にはもってこいの選択肢。
撮影した写真はLRT-1 (数値は路線の種類) のものですが、LRT-2でも、MRTでも、基本的な流れは同様です。
LRT-1では、ikotMNL Mobile App (イコットマニラ モバイル アプリ) という公式アプリもあり、駅の混雑状況もわかるみたいですね。便利になりました。
MRT・LRTってなに?
フィリピンでは、マニラ首都圏のみで運行している電車ですが、乗り方は日本とほとんど変わりません。
券売機、もしくは、窓口で切符を購入し、改札通して、ホームで待つ。そして、電車に乗り目的地で降りて、改札を出る。という流れです。
実際に、初めて使ってみた時に感じたのは、
- 運賃安い : 目的地にもよりますが、LRT-1だと、大体片道15php~45php (約39円~約116円) 程度でした。
- 意外とエアコン効いている : 思ったより快適です。
駅や車内の様子はこんな感じ!
実際に乗ってみました!
休日お昼頃だったので、乗客も少なく快適に乗れました。
ただし、平日朝夕のラッシュアワーだと、日本と同じで非常に混み合うようです。
そして、駅構内も少し散策。
駅にもよりますが、こんな感じでフードスタンドがあったりします。
私は、このシューマイにチリをかけてもらうのがお気に入りです。安いのに美味しく、量もちょうどよく食べきれるくらい。
このようなスタンドでは、Gulaman (グラマン) という、麦茶にシロップを入れたような味のジュースを飲むのがフィリピン流。
Pork&Shrimp Siomai (ポーク&シュリンプ シューマイ) が47php (約121円) で、Gulamanが20php (約52円) です。安い!
路線拡張! マニラ探索がさらに便利に!
そんなマニラの電車事情ですが、利便性を上げるための沿線拡大が、進んでいます。
LRT拡張プロジェクトのフェーズ1として、2024年に5つの新駅が開設されました。
これによって、カジノ方面や、PITX (パラニャーケ インテグレーテッド ターミナル エクスチェンジ) というバスターミナルへのアクセスなどが、良くなっています。
試しに乗ってみましたが、やっぱり新しい駅はきれいで気持ちいいですね。
路線拡大開発は、これからも続いてくなかで、公共交通はより便利になっていくと思われます。
私も居住者として、今後の発展が非常に楽しみで目がはなせません!
【1php (フィリピンペソ) =約2.57円 2025年2月現在】
MRT公式サイト : https://www.dotrmrt3.gov.ph/
LRT公式サイト : https://www.lrta.gov.ph/
LRT-1運営元サイト : https://lrmc.ph/
ikotMNL Mobile Appグーグルプレイサイト : https://play.google.com/store/apps/details?id=com.praxxys.ikotmnl&hl=en_US