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政府機関に潜入!シンガポールの成り立ちを学ぶ【知りたい!現地の暮らし】

作成者: マーケティング K.N|Feb 21, 2025 3:08:45 AM

都市再開発庁 (URA) とは?

 

シンガポールは狭くて高層ビルだらけ、という印象ありませんか?

それもそのはず、都市国家シンガポールは、日本と同じ島国。その国土は、東京23区ほどの広さしかありません。

 

でも実際に住んでみると、狭いながらも機能的に街がつくられ、緑も多く住みやすい国だと感じるようになりました。

 

国土をよりよく活用するために設立されたのが、Urban Redevelopment Authority (アーバン・リディベロップメント・オーソリティ/都市開発庁) という政府機関。

 

 

この庁舎には、シンガポールの過去現在未来について学べる、体験型施設 Singapore City Gallary (シンガポール・シティ・ギャラリー) があります。

そして、なんと入場料無料!

 

シンガポールの今と未来を俯瞰できる都市模型

 

建物に入ると、広々とした吹き抜けのあるホールや、おしゃれなカフェテリアなどがあります。

 

時間のない方にもぜひ見て欲しいのが、2、3階にある常設展。

ルート案内に従って進んでみると……

 

巨大スクリーンやパネル展示がずらりと並び、都市の成り立ちが、とてもわかりやすく説明されています。

 

今やシンガポールの顔ともいえる観光地、Marina Bay Sands (マリーナ・ベイ・サンズ) の過去と現在。

 

あの建物が、昔は何もなかった場所に埋め立ててつくられていたなんて。味わい深いですよね?

さらに進むと、このギャラリーの目玉、シンガポールの都市模型のコーナーに到着。

 

現在だけでなく、将来の街の模型も展示されています。この国の何年か後の姿に思いを馳せるのも楽しいですよね。

 

実は日本人も関与していた!?シンガポール都市計画

 

私たち日本人には、もう一つの見どころが。

シンガポールの都市計画には、日本人の著名な建築家たちも参画していたそうなのです!

特に、東京都庁舎などの建築で知られる丹下健三氏は、Marina Bay (マリーナ・ベイ) のマスタープラン作成を、政府から委託された建築家の一人。

 

結果的には、彼のプランと現在の都市計画は、全く違うものになりました。

でも、日本人も街づくりに関わっていたと知ると、シンガポールにもっと親しみがもてるようになりますよね。

 

Singapore City Gallary

住所 : 45 Maxwell Road, The URA Centre, Singapore 069118

営業時間 : 9:00 -17:00 (月曜から土曜)

日曜、祝日休

入場料 : 無料

参考URL : https://www.ura.gov.sg/Corporate/Singapore-City-Gallery