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プラナカン食器を探しに窯元へ【知りたい!現地の暮らし】

作成者: 現地リポーター チーム|Jul 22, 2025 7:00:00 PM


先日
Peranakan (プラナカン) 食器を探しに、シンガポール郊外にある窯元まで足を運んできました。

 

緑に囲まれた窯元を訪問

シンガポール西部の自然に囲まれた場所にある、 Thow Kwang Pottery Jungle (ソウ ワン ポッタリー ジャングル) 。


 

登り窯がある、シンガポールでも珍しい窯元で、伝統的な焼き物に触れることができる貴重な場所です。

 

中心部からタクシーで約30分。訪れたときには、運転手さんから「こんな場所に何しに?」とおどろかれるほど、ひっそりとした立地でした。

 


緑が多くて気持ちよく、敷地内にはニワトリが歩き回り、のんびりとした空気が流れています。

 

プラナカン食器がずらり

はるばるこの窯元まで来た理由は、プラナカン食器探し。

プラナカンとは、15世紀後半ごろに中国からマレー半島へ移住した中華系移民の子孫のこと。

 

彼らによって、現地の文化と西洋の文化が融合され、プラナカン文化が誕生しました。

そして、プラナカン文化から生まれたプラナカン食器は、ピンクやブルーなどパステルカラーを基調とした華やかな色づかいが特徴です。

 
お土産屋さんなどに売っていることもあるプラナカン食器ですが、こちらはさすが窯元。

 
店内には茶器セットや大皿、スプーンなど種類豊富。どれも素敵で目移りしてしまいました。

 
色とりどりの器に囲まれながら、店内を何度も歩き回って、最後に手に取ったのは、陶器のトレー。

「お菓子を並べて使えるかな?」と想像しながら選んだ1枚です。

SGD 33 (約3,735円)   でしたが、レジで10%オフになりSGD 29.7 (3,360)でした。お店の人によると、表示価格の10%オフになるそう。

 

掘り出し物もたくさん

プラナカン食器以外にも、日常使いにぴったりな陶器もありましたよ。

 

カップや豆皿など、種類も豊富で、使いやすいアイテムがそろっています。価格も手頃で、思わずいくつか欲しくなってしまいました。

 

▲レンゲはSGD 0.4 (45)

 

華やかで、どこか懐かしさも感じるプラナカン食器。

ひとつひとつ丁寧に作られた食器を探しに、シンガポール滞在中に少し足をのばして訪れてみてはいかがでしょうか。

 

【1 SGD (シンガポールドル) =約113.2円 2025年7月現在】