先日、Peranakan (プラナカン) 食器を探しに、シンガポール郊外にある窯元まで足を運んできました。
緑に囲まれた窯元を訪問
シンガポール西部の自然に囲まれた場所にある、 Thow Kwang Pottery Jungle (ソウ ワン ポッタリー ジャングル) 。
登り窯がある、シンガポールでも珍しい窯元で、伝統的な焼き物に触れることができる貴重な場所です。
中心部からタクシーで約30分。訪れたときには、運転手さんから「こんな場所に何しに?」とおどろかれるほど、ひっそりとした立地でした。
緑が多くて気持ちよく、敷地内にはニワトリが歩き回り、のんびりとした空気が流れています。
プラナカン食器がずらり
はるばるこの窯元まで来た理由は、プラナカン食器探し。
プラナカンとは、15世紀後半ごろに中国からマレー半島へ移住した中華系移民の子孫のこと。
彼らによって、現地の文化と西洋の文化が融合され、プラナカン文化が誕生しました。
そして、プラナカン文化から生まれたプラナカン食器は、ピンクやブルーなどパステルカラーを基調とした、華やかな色づかいが特徴です。
お土産屋さんなどに、売っていることもあるプラナカン食器ですが、こちらはさすが窯元。
店内には茶器セットや大皿、スプーンなど種類豊富。どれも素敵で目移りしてしまいました。
色とりどりの器に囲まれながら、店内を何度も歩き回って、最後に手に取ったのは、陶器のトレー。
「お菓子を並べて使えるかな?」と、想像しながら選んだ1枚です。
▲SGD 33 (約3,735円) でしたが、レジで10%オフになり、SGD 29.7 (約3,360円)でした。お店の人によると、表示価格の10%オフになるそう。
掘り出し物もたくさん
プラナカン食器以外にも、日常使いにぴったりな陶器もありましたよ。
カップや豆皿など、種類も豊富で、使いやすいアイテムがそろっています。価格も手頃で、思わずいくつか欲しくなってしまいました。
▲レンゲはSGD 0.4 (約45円)
華やかで、どこか懐かしさも感じるプラナカン食器。
ひとつひとつ丁寧に作られた食器を探しに、シンガポール滞在中に少し足をのばして、訪れてみてはいかがでしょうか。
【1 SGD (シンガポールドル) =約113.2円 2025年7月現在】
Thow Kwang Pottery Jungle
住所 : 85 Lorong Tawas Singapore 639823
営業時間 : 9:00 – 17:00
Webサイト: https://www.potteryjungle.com/
公式Instagram : https://www.instagram.com/tkpotteryjungle/