台湾の観光・ローカル情報ブログまとめ|台北・高雄をメインに紹介します。

台湾の観光はまだまだ穴場がたくさん。台北と高雄を満喫する旅

作成者: JTB台湾チーム|Feb 20, 2025 1:55:52 AM

近くて安くて美味しい台湾観光は、リピーターが後を絶ちません。定番の観光スポットはもちろん、何度訪れても楽しい時間を過ごせる穴場はまだまだたくさんあります。もっと台湾が好きになる、おすすめの観光スポットを紹介しましょう。

近くて安くて美味しくて、奥の深い台湾観光

台湾観光に魅了される人たちが増えているのは一体なぜでしょうか?その理由解き明かしていきます。台湾観光の魅力の一つは近さです。利用する航空会社によって前後しますが、羽田空港(東京国際空港)から、3時間半前後で行けます。グルメも安くて美味しいのが台湾です。高級レストランでも、同じものを日本で食べるよりも安い値段で楽しめますし、屋台のB級グルメは格安です。値段は数十円から300円程度のものがほとんどですが、味は侮れません。なかには日本では珍しい食材、料理も多くあります。また、台湾には超高層ビルの『台北101』や『国立故宮博物院』など観光スポットが数多くありますが、それだけではありません。台湾観光をより深く楽むなら、穴場スポットも押さえておきましょう。

台北のおすすめ穴場観光スポット3選

まずは首都台北の穴場観光スポットを紹介します。まずは有名アニメ映画のあの場所、九份(きゅうふん)からご紹介します。台北から鉄道やバスで1時間半ほどの山あいの町が九份(きゅうふん)です。山の傾斜に日本統治時代に建てられた古い建物が立ち並ぶノスタルジックな風景は、1989年の台湾映画「非情城市」の舞台となり、注目されるようになりました。2001年公開のスタジオジブリのアニメ映画「千と千尋の神隠し」の作中に登場する、湯屋のモデルとも言われており、映画のファンに人気の観光スポットです。びっしりと立ち並ぶお店では、魚のつみれスープや、豆腐を発酵させた強烈な匂いの臭豆腐など、地元の味を満喫できます。九份を訪れたら、夕暮れ時まで滞在するのがおすすめです。夕闇を照らす店の灯りが、幻想的な風景を描き出します。

砂の芸術のお祭 福隆國際沙雕藝術季(福隆国際サンドアートフェスティバル)

2008年に始まった砂の彫刻の国際大会『福隆國際沙雕藝術季(福隆国際サンドアートフェスティバル)』は、毎年国内外から大勢の人が集るイベントです。台北から鉄道で東へ約1時間の福隆海水浴場で、春から夏にかけての3カ月間ほど開かれています。10数か国のアーティストによる、80体ほどの作品が並ぶ様は壮観です。砂でつくったとは思えない精緻さや迫力に圧倒されます。

台湾版アメ横でみやげも漢方も 迪化街

迪化街(てきかがい、ディーホアジエ)は台北市西部の街区です。歴史ある問屋街で、さながら台湾版アメ横といったところでしょうか。乾物や漢方薬、布製品などの店からなる町並みは、さまざまな古い建築様式が見られ、眺めているだけでも楽しい観光スポットです。パイナップルケーキや台湾茶、ドライフルーツ、からすみなど定番のお土産のほか、近年ではかわいらしい雑貨のお店も出てきました。古い建物を活かしたまま、リノベーションでおしゃれに生まれ変わった店舗も目立ってきています。

高雄のおすすめ穴場観光スポット3選

台湾南部に位置し、最も広い面積を持つ大都市の高雄も見所が満載です。台北から新幹線で90分ほどというアクセスのよさで、日程に少し余裕があれば台北観光と組み合わせるのもよいでしょう。まずさ志保にご紹介するのは、虎と龍の開運スポット龍虎塔です。高雄西部に位置する人工の池『蓮池潭(れんちたん)』にある、ひときわ目を引く極彩色の二つの塔が、龍虎塔です。有数の開運パワースポットとして、台湾では親しまれています。二つの塔の基部には、どこかユーモラスな龍と虎が口を開けています。この龍の口から入って虎の口から出ることで、罪が浄化され運がひらけると言われていますが、これは台湾の十二支で龍が最も善良で、虎が最も凶悪とされているのが由来のようです。夜はライトアップされ、龍と虎の迫力も増します。内部の通り抜けは夕方までですが、訪れたらぜひ夜の龍虎塔も見ておきましょう。

台湾の日常を味わう街 六合夜市

台北の士林夜市(しりんよいち)と並んで有名なのが、高雄で最も大きな夜市の六合夜市(ろくごうよいち)です。観光夜市とされており、海外からの観光客にも食べ歩きしやすいようになっています。海鮮メニューの店が多く並び、イカやエビ、カキなどを串焼きや饅頭、粥や麺で楽しめます。海外で生ものは敬遠したいという方にもぴったりです。観光客向けでありながら、地元の人たちも通う人気店も数多くあります。トウモロコシや炭火焼きの有名店など、行列が絶えません。

旅行写真は芸術の街で 駁二(ばくに)芸術特区

駁二(ばくに)芸術特区は、高雄西部の海辺の倉庫街を活用した複合アートスペースです。3棟の倉庫を展開するアートスペースとしてはじまり、徐々にその規模を拡大しています。アートなのはレトロなレンガ倉庫や、散在する巨大オブジェだけではありません。周辺のマンションに見事なウォールペイントが施されていたりと、この区画自体がアートになっています。旅の記念に写真を撮ったり、アート作品のなかに入り込んでアートの一部となったりと、さまざまな楽しみ方ができるスポットです。