■2024年11月記事
皆様、こんにちは!ニーハオ(你好)! JTB台湾マイバスチームです。 今回の記事では、迪化街にあるカフェ「半日茶屋」を紹介していきたいと思います。♪
迪化街は台北市に現存する最も完全で、歴史的意義のある古い町並みです。
百年以上の歴史がある日本統治時代に建てられたバロック式の建造物の一つで、当時の面影をそのまま残してあり、壁に日本の家紋が飾られるのも特徴でリノベーションしたカフェの「半日茶屋」を含め、建物全体の名前は「迪化半日」といいます。
このネーミングは迪化街の魅力を存分に楽しめて、半日をかけてゆっくりしてほしいからというイメージですが、実は中国の唐代詩人李涉の詩作「登山」で「又た得たり浮生半日の閑」から名付けたそうです。
お店に入りますと、目の前には中華風の美しさは残しつつ、モダンなデザインの陶器ブランド「陸寶(るーばお)」がたくさん展示されている陶器ショップです。
小さな中庭を抜けますと、カフェの「半日茶屋」につながります。その先には四季折々の花や木が茂る庭があり、緑を眺めながらゆっくりとお茶を楽しむことができます。

今日は二階にある席です。 二階のイートインスペースは素焼きの茶器棚のデコレーションまでも白を基調とした優雅な空間で、旅のひと休みにぴったりです。
お手洗いがある廊下は下の中庭から吹き抜けになっており、赭色なレトロデザインは吉というイメージがします。
それは台湾で、赤色は幸運をもたらす、喜びをもたらす、魔除けの色として広く信じられています。
お手洗いは広い洗面台から素敵な空間まで清潔感があり、いい雰囲気でした。
ここは日本語メニューもあるので安心です!
お茶やコーヒー頼みますとお茶菓子がついてきますので、もっとお茶の味を引き立てます。今度は台湾の有名な東方美人茶と阿里山高山烏龍茶とミックスジュースを頼んでみました。
まず、台湾茶の東方美人茶を頼むとホットとアイス両方付いてきますので、温冷の味・香りの違いを楽しむことができます。特にホットはしずるの器で、お茶としては珍しくて高級感を感じられます。お茶菓子も台湾の有名なパイナップルで作られ、甘すぎず、東方美人茶とよく合います!
次に、台湾中部に位置する阿里山は恵まれた自然環境で生産された阿里山高山ウーロン茶は台湾の貴重なお茶の一つで、ホットで頼んでみました。爽やかで、滑らかな口当たりで、癖がなくすっきりしていて飲みやすかったです。玄米餅とチーズクッキーと一緒に食べますと、より深く味わうことができます。
最後はミックスジュースです。ピンク色で桃や巨峰かと思いましたが、実はドラゴンフルーツでこのような色になったとスタッフの方から教えてもらいました。さっぱりとした甘味と爽やかな酸味も味わえます。
そして3階からは陶芸教室になります。小さな置物とか絵付け、マグカップやお皿造りや手びねり体験などのコースは全部予約制です。
「迪化半日」は植物に囲まれて、広々した空間で、のんびりでき台湾らしいお茶文化も味わえますし、日本語もフレンドリーです。贅沢で幸せな時間を過ごせるおすすめの場所です。
