アニメ映画で一躍有名になった「九份」(きゅうふん、ジョウフェン)と、天燈上げが楽しめる「十分」(じゅうぶん、シーフェン)。
台湾旅行の際に、ぜひ訪れたい人気スポットです。
ただ、どちらも台北市に隣接する新北市にあり、アクセスが便利な場所とは言えません。
そこで今回は、この2カ所を夕方から巡るツアーに参加してきました。
ツアーの出発地は台北市内のホテルです。
2カ所から選べましたが、今回は「シェラトングランド台北ホテル」にしました。
台北メトロ「善導寺駅」の目の前にあり、高速鉄道などが乗り入れる「台北駅」も徒歩圏内で便利です。
ホテルロビーでJTBの旗を持ったガイドさんと集合し、点呼のあとにバスに乗り込みます。
バス車内では、ガイドさんが地図を配ってくれました。
九份では自由行動となりますが、おすすめのお店や集合場所などが分かりやすく書かれており、安心です。
道中ではガイドさんが、九份の歴史などについてユーモアを交えて説明してくれました。
バスに揺られること1時間弱、九份の駐車場に到着しました。
この日はあいにくの雨でしたが、ガイドさんによると、九份は地形の関係で雨が降りやすいそうです。
駐車場近くの売店でレインコートを購入できました。
中心街までは長い階段を登ることになりますが、途中まではガイドさんが先導してくれます。
お目当ての店がある人や、自分のペースで楽しみたい人は、途中で列を抜けてもOKとのことでした。
私は以前から気になっていた「阿柑姨芋圓(アーガンイーユーユェン)」というお店を目指しました。
ここの名物は、タロイモやさつまいもを原料にしたスイーツ「芋圓(ユーユェン)」。
芋本来の甘みともちもち感がたまりません。
食べ終わって店を出ると、空が暗くなっていました。
人気のお茶屋さん「阿妹茶樓(アーメイチャーロウ)」の前も、さっきまではこのような景色でしたが……
日が暮れると、ガラッと雰囲気が変わります。
九份での滞在は90分間ですが、2つの表情を楽しむことができ、大満足でした。
九份を楽しんだあとは、十分に向かいます。
地名が似ているこの2カ所。
直線距離は10キロほどなのですが、公共交通機関で移動する場合は、バスと列車を乗り継ぐ必要があります。
また、夕方から夜にかけて九份から帰る路線バスは満員で、乗り切れないこともよくあると聞きます。
私たちはツアーだったので、バスでのんびりと移動し、40分ほどで十分に到着しました。
到着後は天燈上げの店に向かい、あらかじめ考えておいた願い事を天燈に書き込みます。
天燈上げはツアー料金に含まれているため、追加料金はかかりませんでした。
他の参加者の方に許可をもらって、写真を撮らせていただきました。
「仲良く旅行に行けますように」という願い事がすてきです。
最後はお店の方のサポートで、天燈を空に放ちます。
赤い天燈が夜空に上がっていく様子は、とても幻想的でした。
帰り際には、間近を走る列車も見ることができました。
天燈上げを楽しんだ後は、バスで台北市内に戻ります。
周りを見渡すと、仮眠をしている人もちらほらいました。
解散場所は複数から選べますが、そのうちの一つは人気の「饒河街観光夜市」(じょうががいかんこうよいち、ラオフージエグワングワンイエシー)です。
胡椒餅などが人気の夜市なので、体力が残っていればぜひ楽しみたいところです。
饒河街観光夜市は、台北メトロと台湾鉄路が乗り入れる「松山駅」の目の前にあるので、宿泊先への移動にも便利です。
台湾在住の筆者にとっても、今回のようなツアーに参加するのは初めてでしたが、思っていた以上に便利だと感じました。
特に、日本語で案内してくれるガイドさんがいる安心感や、列車やバスの時間を気にすることなく、座ってのんびり移動できる点が気に入りました。
夕暮れの九份と夜の天燈上げを満喫したい人は、ぜひ参加してみてください。
住所:新北市瑞芳区豎崎路5号
電話:(02)2497-6505
営業時間:月~金 8:30~20:30、土 8:30~21:30、日 8:30~21:00
休業日:旧暦大晦日
住所:台北市松山区八德路四段と松河街の間、饒河街
営業時間:月~日 17:00~24:00(店舗により異なる)