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เฉาก๊วย (チャオクワイ) を食べてみよう!【知りたい現地の暮らし】

 

1年を通して、涼しい期間が1ヶ月ほどしかない、南国のタイ。

そして、日々、涼を求めているタイ人達。

生活のなかに、どうすれば涼しくなるのか?知恵や文化が溶け込んでいるものがあります。

そのなかの1つである、真っ黒なゼリー状のデザート、เฉาก๊วย (チャオクワイ) をご紹介しますね。

 

THA-02-25-0610-000-チャオクワイ

 

THA-02-25-0610-001-チャオクワイ開けてみた様子

 

真っ黒に見えるのは、仙草 (せんそう) という、シソ科の植物が入っているから。

このチャオクワイは、乾燥した仙草を水で戻し、煮詰めて抽出したエキスにタピオカ粉を加えて固めて作られます。

東南アジア全体で、ポピュラーな食べ物

英語では「grass jelly (グラスゼリー) 」とも呼ばれています。



もちろんタイでも、「チャオクワイが食べたい!」と思いたったとき、手軽に購入できるほど流通しているんです。

スーパーマーケットやコンビニエンスストアでも、簡単に見つけることができますよ。

THA-02-25-0610-002-チャオクワイの陳列

 

THA-02-25-0610-003-チャオクワイの陳列2

 

THA-02-25-0610-004-チャオクワイの陳列3

 

また、飲み物の中にトッピングとして入っている場合もあり、本当によく見かけます。

 

なぜこのようにチャオクワイが流通し、人気があるのか?

その理由は、仙草には、熱を冷ます清熱作用・消化促進・抗酸化作用などの効能が期待できるため。

 

屋台や市場では氷と一緒に提供されるので、暑さ対策・水分補給・リフレッシュの目的で人気なようです。

また、12THB (約52.77円) ~とお値段が良心的なため、皆さんよく食べるのかもしれません。

 

私も、チャオクワイの存在を知ってからは、ハイカロリーなデザートより、チャオクワイを食べたほうが、健康的だなと考えるようになりました。

 

おすすめの食べ方は、シンプルにそのまま食べること!

少し苦味を感じますが、まるでコーヒーゼリーを食べているような感覚です。

苦みが苦手な人は、はちみつや黒蜜などをかけると良いでしょう。

 

もうすぐ雨期が終わり、暑い日差しが戻ってくるので、外出時にチャオクワイで涼を感じてみてくださいね。

 

【1THB (バーツ) = 約4.4円 2025年5月現在】