日本人にとってベトナム語が難しい5つの理由
ベトナム語って、本当に難しいですよね!
ベトナム語を学習したことがある方なら、ネイティブと会話をして「はぁ~?」と言われてしまった経験が、一度はあるかと思います。
私も、そのうちの一人です。
本記事では、どうして日本人にとって、ベトナム語が難しいのか?その理由を解説します!
理由1 ベトナム語は発音が超難解
ベトナム語は声調が全部で6つあり、音の上げ下げで意味を分けていますが、この概念は日本語にはありませんよね?
さらに、カタカナ発音だとベトナム人には全く通じません。この発音のハードルの高さが、日本人にとって大きな障壁になります。
理由2 ベトナム語は日本語と語順が逆

発音の難しさに加えて、語順も日本語とは逆になっているので厄介です。
ただ、ある程度英語に慣れている方は、語順が逆でも苦にならないかもしれません。
理由3 ネイティブが外国人のベトナム語に慣れていない
外国人のベトナム語学習者が少ないので、ネイティブは外国人が使うベトナム語に慣れていません。
そのため、発音が悪いと全く理解してもらえず、「はぁ~?」と返されてしまいます。
理由4 参考書が揃っていない
ベトナム語は、英語や韓国語、中国語のようにまだ参考書が充実していません。
私がベトナム語を学習したときは、辞書で調べた単語ですらネイティブに間違っていると、指摘されることが多かったほど。
この学習のしにくさも、日本人にとって、ベトナム語が難しいと感じる理由といえるでしょう。
理由5 方言が多い
ベトナムの首都ハノイのベトナム語と、南部の大都市ホーチミンのベトナム語は、違いがかなり大きいです。
私はハノイの方言を10年勉強しましたが、今でもホーチミンの人と会話すると、意味が理解できないことが多々あります。
さらに、ベトナムの中部地方の方言は、北部とも南部とも違う独特の発音を用いますので、まるで、別の言語のよう。
このように、地方によって、使う言葉や発音が大きく異なることも、ベトナム語を難解にしている理由の一つです。
ということで、本記事では、ベトナム語の学習の難しさについて説明しました。
ベトナム語は難しい分、自分の言葉がネイティブに通じたときの嬉しさは格別です!
ぜひ、今回説明した点を踏まえて、トライしてみてください!