日本では、毎年6月に Father's Day (ファザーズ デイ/父の日) がありますが、ここオーストラリアでは9月にあります。
家庭・学校・地域で、父親に感謝を伝える1日として、オーストラリア全土で定着している文化です。
オーストラリアの父の日は9月第1日曜
毎年9月の第1日曜日に設定されており、今年2025年は9月7日でした。
南半球にあるオーストラリアは、日本と季節が反対のため、9月は春の始まり。
そのため、日本の父の日とは全く違った、「春仕様」の祝い方が根付いています。
学校でも父の日を祝うイベント
オーストラリアの学校では、父の日に向けてさまざまなイベントが開催されます。
各校では、子ども向けの父の日ギフトのミニ販売会が行われ、手作りカードのワークショップも実施。
私の娘の小学校では、Father's Day Breakfast (ファザーズ デイ ブレックファスト/父の日朝食会) が催されました。
朝の登校時間に合わせて、その場で校長先生が自ら焼いてくれたパンケーキでおもてなし。
上級生の子どもたちが、チョコソースやジャムなどのトッピングをしてくれます。
学校で家族と一緒に食べる、温もりあふれる手作りパンケーキは格別でした。
春だからこそ!屋外で祝う文化
9月は初春の心地よい陽気が続くため、屋外で祝う家庭が多いのも特徴です。
家族バーベキューや、公園ピクニックが父の日の定番スタイル。
この時期に合わせて、バーベキュー関連商品を父の日セールとして、販売するお店が多いのです。
我が家も、父の日セールでステーキやソーセージを購入し、庭で家族バーベキューを行いました。
春の暖かな陽射しのもと、父親らしく豪快にお肉を焼く姿を見せることができ大満足。
嬉しそうに食べる子どもたちの姿を見ることができ、最高の父の日を過ごすことができました。
オーストラリアならではの「春の父の日」は、家族の温かさを改めて感じさせてくれる素敵な文化です。