日本とは、季節が反対のオーストラリアでは、ハロウィンは春 真っ只中に行われます。
日が長くなり、気温もおだやかな10月末の季節。
夕方のまだ明るい時間から、子どもたちの「Trick or Treat! (トリック オア トリート) 」の掛け声と笑顔が行き交います。
オーストラリアならではの、温かいハロウィンの過ごし方を紹介します。
青空の下で楽しむ地域ハロウィン
私の住んでいる地域では、地域主催の屋外ハロウィンイベントが開催されました。

公園の芝生スペースが会場となり、魔女や吸血鬼といった定番の仮装に加え、アニメや映画キャラクターなどに扮する人たちも多く見かけましたよ。

フォトブースやフェイスペイントブースが並び、仮装した子どもたちにはお菓子も配られます。

まだ日が明るい夕方のイベントなので、家族そろってカジュアルに楽しめる雰囲気でした。
本気度が違う!デコレーションハウスを回遊
イベント会場を満喫したあとは、仮装したまま住宅街を練り歩き、ハロウィンのデコレーションハウスを見てまわりました。
巨大スケルトンや蜘蛛の巣、可愛らしいゴーストや不気味なピエロまで、個性的な飾り付けがたくさん。


こだわりの本格的なデコレーションハウスが立ち並び、地域全体でハロウィンを盛り上げている様子がうかがえます。
また、玄関先のハロウィン演出は、子どもたちが「トリック オア トリート!」と、訪れても大丈夫というサイン。
チョコレートやあめ玉など定番のお菓子を、住人の方々が配ってくれます。
Jack-O’-Lantern (ジャック オー ランタン) を模したミカンを配っている家があり、とても印象的でした。

子どもたちはお菓子集めに夢中になり、大人はアイディアあふれるデコレーションハウスを眺めながら、ゆったりとハロウィンを楽しめます。
ハロウィンを通して、地域の方々とふれあえる機会になるのも、ひとつの醍醐味。
みなさんもオーストラリアのまったりハロウィンを、ぜひ体験してみてください。
