Jacaranda (ジャカランダ) とは、春に鮮やかな紫色の花を咲かせる木。
季節が日本と反対のオーストラリアでは、10月〜11月にかけて見頃を迎えます。
住宅街や公園、市街地など、至る所でジャカランダの並木が整備され、美しい紫色の花に彩られる風景は、まさに絶景です。
オーストラリアの春の風物詩
ジャカランダは、春の訪れを知らせる風物詩として、オーストラリアで広く愛されています。
いつも歩いている道や公園、車窓から見える景色が紫色で華やかに彩られ、春の訪れを実感。
暖かい春のイメージとシンクロし、心も晴れやかになります。
日本の桜と比較
オーストラリアのジャカランダと、日本の桜には、いくつかの共通点と違いがあります。
どちらも春を象徴する木で、開花期間が短いです。
花が散る様子は、桜の「花吹雪」のように、ジャカランダの花も美しく舞い散り、地面は紫の花びらでいっぱいに。
その儚さと、一瞬の美しさは、ジャカランダと桜の共通点といえるでしょう。
一方、花見の楽しみ方には違いが。
日本では、桜の花見といえばピクニックや宴会が定番かと思います。
しかし、オーストラリアでは、ジャカランダの並木を散策したり、車でドライブして楽しんだりしている人が多いです。
南オーストラリア州では、公園など屋外での飲酒が制限されているため、そのような傾向があるのかもしれません。
飲食を伴う場合は、ジャカランダ並木沿いにある、カフェやレストランで、春の雰囲気を楽しむことが多いです。
10月〜11月頃にオーストラリアを訪れる機会があれば、日本とは異なる形で楽しむ春を、是非体験してみてください。
日本とオーストラリア1年に2度の春を楽しむ、贅沢な機会となるはずです!