香港といえば、夜景や高層ビルなど、都会のイメージを持っている人が多いはず。
せっかくなら、昔ながらの香港の風情も味わってみたいですよね。
今回ご紹介するのは、香港らしい雑多さと人情あふれる下町の雰囲気が残る九龍城です。
九龍寨城公園で九龍城砦の面影に触れる
香港に、かつて「無法地帯」とも呼ばれた高密度の居住区があったのをご存じですか?
九龍城にはかつて、清朝によって1846年から1847年にかけて築かれた城砦がありました。
第二次世界大戦後、九龍城砦には中国本土からの移民が流入し、無許可の建物が次々と建てられました。やがて、巨大で複雑な高密度居住区へと変貌し、「東洋の魔窟」とも呼ばれる独特の街並みが形成されていったのです。
この九龍城砦は、1993年から1994年にかけて解体されました。

その跡地に整備された九龍寨城公園には、城壁や城門の基礎をはじめとする遺構や関連展示があり、散策しながら歴史に触れられます。


香港映画ファンも必見!
2024年製作の香港映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』の名場面を再現した展示「九龍城寨光影之旅」が、九龍寨城公園で公開されています。展示期間は2028年5月23日までで、入場は無料です。

映画の世界観を楽しみながら、当時の人々の暮らしをイメージしてみてはいかがでしょうか。
▼映画の名場面を再現した展示


昔ながらの香港らしい街並みを散策
今では少なくなったネオンサインやレトロな質屋、カフェなど、香港の昔の風情を今も感じることができる九龍城。
隠れたフォトスポットにもなっています。

また、九龍城は香港に住む私たちにとって人気のグルメスポットです!
九龍城には、潮州系住民に加え、1970年代以降、潮州にルーツを持つタイ華人の家族などが移り住みました。そのため、現在も潮州料理店やタイ料理店が多く、「リトル・タイランド」とも呼ばれています。
私もよくタイ料理を食べに訪れますが、今回いただいたのはタイ式のBBQ料理。

スパイスの効いた甘めの味付けと香ばしい香りが、食欲をそそります。
家族みんなで楽しい時間を過ごすことができました。
九龍城には、移民の歴史と豊かな食文化が息づく、独特の魅力があります。
香港を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください!
住所:九龍城東正道
開園時間:毎日6:30〜23:00
「九龍城寨光影之旅」開催時間:毎日9:00〜19:00
開催期間:2028年5月23日まで
入場料:無料
