Skip to content

九龍城モーニングツアー体験記 | 九龍寨城公園・茶餐廳を満喫

香港旅行というと、ビクトリア・ピーク、尖沙咀、女人街、飲茶などを思い浮かべる方が多いかもしれません。

でも、少しディープな香港を歩いてみたい方におすすめしたいのが、九龍城エリアです。

今回は、MyBusスタッフがかつて「九龍城寨」があった場所を中心に、ローカルマーケットや地元のカフェまで巡る、「歴史とローカルを感じる九龍城モーニングツアー」に参加しました。

観光地をただ見るだけではなく、香港の歴史、映画の世界、地元の人たちの日常、そして絶品ローカルグルメまで一度に楽しめる、満足度の高い朝の街歩きでした。

九龍城寨

街巡り

サクッと巡る!歴史とローカルを感じる九龍城モーニングツアー

日本語ガイド付き


九龍城エリアへ。朝の香港を感じながらスタート

 この日の待ち合わせは、尖沙咀にあるThe Kowloon Hotel(九龍酒店/ザ・カオルーンホテル)
香港の中心エリアにあるためアクセスしやすく、初めての方でも集合しやすい場所です。
The Kowloon Hotel
ガイドさんと合流した後は、MTRを利用して九龍城エリアの最寄り駅である宋皇臺駅へ向かいました。 

MTRの屯馬線に乗って宋皇臺駅へ。

駅構内には「Sung Wong Toi」の表示があり、ここから九龍城エリアへ向かいます。

観光客で混み合う中心地とは少し雰囲気が違い、朝の落ち着いた空気の中で、ローカルな香港の街歩きが始まります。

九龍城は、派手な観光スポットというよりも、歴史と生活感が重なっているエリア。歩いているだけでも、市場、食堂、古い建物、寺院、公園などが自然に目に入ってきます。


かつての九龍城寨の跡地「九龍寨城公園」へ

まず訪れたのは、九龍寨城公園

現在は緑の多い、落ち着いた中国庭園のような公園ですが、ここはかつて世界的にも知られた「九龍城寨」があった場所です。公園には、旧九龍城寨時代の歴史に触れられる展示や、当時を思わせる遺構が残されています。

公園内には、かつての九龍城寨の密集した建物群をイメージできる模型や展示もあり、写真で見るだけでは分からない「ここに本当に人々の暮らしがあった」という実感が湧いてきます。
九龍城寨

特に印象的だったのは、緑に囲まれた静かな公園と、かつての混沌とした街の歴史とのギャップ。

今は穏やかな場所ですが、ガイドさんの説明を聞きながら歩くことで、ただの公園ではなく、香港の複雑な歴史を感じられるスポットとして楽しめました。

豆知識:九龍城寨とは?

九龍城寨は、かつて香港の中でも非常に特殊な歴史を持つエリアでした。

高密度に建物が立ち並び、独自の生活圏が形成されていた場所として知られています。現在は取り壊され、跡地は九龍寨城公園として整備されています。

公園内には「A City of Thousand Faces」という常設展示で、当時の生活を立体的に知ることができるほか、復元された衙門や南門跡など、九龍城寨の歴史を感じられるスポットが残されています。

九龍寨城公園は旧九龍城寨の跡地に整備され、現在は保存された遺物や中国庭園としての景観を楽しめる場所になっています。

九龍城寨を知らない方でも、ガイドさんの説明を聞きながら歩くと、映画や写真で見た世界が少しずつ立体的につながっていく感覚があります。


映画『トワイライト・ウォリアーズ』の世界観にも触れられる

九龍城寨といえば、最近では映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』をきっかけに興味を持った方も多いのではないでしょうか。

九龍寨城公園では、映画の世界観を体感できる展示「Kowloon Walled City: A Cinematic Journey」も行われています。香港政府観光局によると、この展示は2025年5月24日から2028年5月23日まで、九龍寨城公園内の衙門で開催され、入場無料です。

展示では、映画の舞台となった九龍城寨の雰囲気を再現したセットや、当時の生活を思わせる空間を見ることができます。

映画を観た方なら、きっとテンションが上がるはずです。観ていない方でも、展示を見てから映画を観たくなるような内容でした。


侯王廟で、九龍城の信仰と歴史に触れる

九龍城エリアには、歴史的な建物も点在しています。

そのひとつが、侯王廟です。

赤を基調にした寺院の入口、石獅子、線香の香り、そして地元の人たちが自然にお参りに来る雰囲気。大型観光地とは違い、日常の中に信仰が残っている感じがとても印象的でした。
侯王廟

ガイドさんがいることで、「ただ建物を見る」だけでなく、九龍城という場所にどのような歴史や文化が重なっているのかを知ることができます。

侯王廟tea
*運が良ければ、お茶のお守りをいただけることもあるそうです。 


ローカルマーケットで香港の日常を体感

その後は、九龍城のローカルマーケットへ。

市場に入ると、野菜、魚、肉、乾物などがずらりと並び、観光地とは違う香港の日常が広がっています。

天井から吊るされた案内表示、赤い看板、活気ある店先、地元の人たちの買い物風景。写真映えという意味でも面白いですが、それ以上に「香港の人たちの暮らしをそのまま見られる」ことが魅力です。

ローカルマーケット
ローカルマーケット

市場は少し床が濡れている場所もあるので、歩きやすい靴がおすすめです。朝の時間帯に行くと、食材が並ぶ様子や店の人たちのやり取りも見られて、ローカル感をしっかり味わえます。


茶餐廳(チャーチャンテン)。おすすめは炭火叉焼飯

このツアーで特に印象に残ったのが、茶餐廳(チャーチャンテン )。カフェのような食堂のようなお店です。
『聯發茶餐廳』(Luen Fat Restaurant)
今回おすすめしたいのは、叉焼飯(チャーシュー飯)

ご飯の上に香ばしい焼豚、さらに目玉焼きがのった一品です。焼豚のしっかりした味わいに、卵の黄身が合わさることで、全体がまろやかになります。

お好みに合わせてソースを追加しながら食べると、味に変化が出て、最後まで飽きずに楽しめます。

派手な見た目ではないかもしれませんが、こういうローカル食堂の一皿こそ、香港らしさを感じられるグルメだと思います。


その日の気分で食べたいものを相談できるのも魅力

ローカル食堂では、炭火叉焼飯のほかにも、香港式の麺、卵料理、サンドイッチ、トースト、ドリンクなど、朝ごはんや昼食にぴったりのメニューがいろいろあります。

このツアーの良いところは、その日の気分や体調に合わせて、ガイドさんと相談しながら食べたいものを決められることです。

「朝なので軽めにしたい」
「せっかくなら香港らしいものを食べたい」
「辛すぎないものがいい」
「家族でシェアしやすいものがいい」

こうした希望を伝えながら選べるので、初めてのローカル食堂でも安心感があります。

特に香港のローカル店は、メニューが漢字中心だったり、注文方法が少し分かりにくかったりすることもあります。ガイドさんが一緒にいてくれることで、注文のハードルが下がるのは大きなポイントです。


観光地だけでは分からない香港に出会えるツアー

今回の九龍城モーニングツアーは、いわゆる定番観光とは少し違います。

高層ビルや夜景の香港ではなく、歴史、映画、ローカル市場、食堂、寺院、公園を通じて、香港のもう一つの顔を知ることができます。

特におすすめしたいのは、以下のような方です。

  • 香港旅行が2回目以降の方
  • 九龍城寨や映画『トワイライト・ウォリアーズ』に興味がある方
  • ローカルマーケットや食堂を歩いてみたい方
  • ガイド付きで安心してディープな街歩きを楽しみたい方
  • 午前中の時間を有効に使いたい方

朝の時間帯にサクッと巡れるので、午後は別の観光やショッピングに使えるのも魅力です。


まとめ:九龍城は、歴史とローカル感を一度に楽しめる穴場エリア

九龍城は、香港の中でも独特の歴史と生活感が残るエリアです。

九龍寨城公園では、かつての九龍城寨の歴史に触れられ、映画展示では『トワイライト・ウォリアーズ』の世界観を体感できます。さらに、ローカルマーケットや食堂を歩くことで、観光地だけでは見えにくい香港の日常も感じられます。

今回食べた炭火叉焼飯も絶品でした。

歴史も、映画も、ローカルグルメも楽しみたい方には、かなりおすすめの朝ツアーです。

香港の定番観光だけでは物足りない方は、ぜひ九龍城の街歩きを体験してみてください。

九龍城聯發茶餐Luen Fat Restaurant

住所:香港 Kowloon City, Hau Wong Rd, 2號1號舖
営業時間:7:00~20:00 *要確認