マリンスポーツやスパなど、さまざまな魅力を持つ「Bali (バリ島) 」。
バリ島の人口のうち、9割以上が信仰しているのがBalinese Hinduism (バリ・ヒンドゥー教)。
これは、ヒンドゥー教や仏教、土着の宗教が融合した独自の宗教です。
今回は、バリ・ヒンドゥー教の寺院を巡る際に知っていると役立つ、マナーや注意点をご紹介します。
寺院に入る際に腰に巻く布と紐の秘密
▲腰布と腰紐の両方を着用しているパターン
バリ語で、腰に巻く布は「Sarong (サロン) 」、腰に巻く帯状の紐は「Srendang (スレンダン) 」と呼ばれます。
▲腰布や腰紐は、寺院の入り口で借りることができますよ。寺院によっては、スタッフが巻いてくれることも。
神聖さへの敬意を表すため、腰布や腰紐の着用を必須としている寺院も少なくありません。
▲ロングスカートだったので、腰紐のみの着用でOKでした!
寺院によって、腰布や腰紐の着用ルールはさまざまです。例えば……
・足が隠れる長さのズボンやスカートを着用していれば、腰紐のみの着用でOK
・服装に関係なく、腰布と腰紐の両方の着用が必要
・腰布や腰紐の貸し出しが無料の寺院もあれば、有料の寺院も
▲有料の腰布 10,000Rp (約90円) でした。
寺院観光を楽しむために注意しておきたいこと
◆寺院を訪れる際は適切な服装で
バリの伝統的な衣装を着ていない限り、神聖な寺院に入れないこともあります。短パンやノースリーブなど、露出の多い服装は避けましょう。
◆身体の状態によっては寺院に入れないことも
バリ島で信仰されているバリ・ヒンドゥー教においては、「血=不浄」と考えられています。
寺院によっては、生理中の女性や流血を伴うケガをした人が寺院に入れない場合があるため、注意が必要です。
我が家では、訪れたい寺院のルールを事前にインターネットで調べ、できるだけ肌を隠す服装で参拝するようにしています。
寺院巡りをする前にルールや注意点を理解しておけば、より一層楽しむことができるはず!この記事を参考に、バリ旅行を存分に満喫してくださいね。
【10,000Rp (ルピア) = 約90円 2025年6月現在】