Johor Bahru (ジョホール バル) から、車で約1時間。
「Kota Tinggi Firefly Park (コタ ティンギ ファイヤーフライ パーク) 」は、ホタル観賞のナイトクルーズが体験できる人気スポットです。
「Firefly River Cruise (ファイヤーフライ リバー クルーズ) 」では、川沿いをめぐりながら、幻想的に光るホタルの群れを間近で鑑賞できます。
1年中温暖なマレーシアでは、四季を問わずホタルの舞う光景を楽しめるのも嬉しいポイント。
幻想的な天灯と出発前の景色
Kota Tinggi Firefly Parkの入場料金は、大人RM25 (約875円) 、子どもRM15 (約525円) と手頃な価格設定。
乗船時間までの間、何人かが大人の背丈ほどもあるランタンを空へ飛ばしている姿が見られました。
この大きなランタンは、「天灯 (テントウ) 」。
「願いを込めて神様に届くように。」と夜空に放つ風習があり、マレーシアでも広く親しまれています。
ふわりと舞い上がった光が、やがて静かに夜空へ消えていく様子は、とても幻想的でした。
船上から見るホタルの光景
クルーズは約1時間。乗船前に、トイレを済ませておくと安心です。
夜の川面には、街頭の灯りがほんのりと差し、木々のシルエットが映えて幻想的な雰囲気に。
やがて空が暗くなると、川沿いに小さな光が現れ始めます。
その数は徐々増え、やがて周囲はホタルの淡い光に包まれました。
写真では、ホタルの繊細な光を伝えきれませんが、現地で見る光景は、実に印象的でしたよ。
ホタル以外の出会いと楽しみ
川沿いの木々には、Common water monitor (コモン ウォーター モニター/ミズオオトカゲ) といった、大型の野生動物が見られることもあります。
体長2メートル近いトカゲを間近で見る体験は、日本ではなかなか味わえません。
ほかにも、long-tailed macaque (ロングテール マカク/カニクイザル) や、フクロウなどの野生動物に出会えることもあります。
都会の喧騒を忘れ、静かな自然のなかで、心を落ち着けるひとときを過ごしたい方にもおすすめ。
マレーシア旅行に取り入れたい、注目のスポットです。
【1RM (リンギット) = 約35円 2025年7月現在】