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イスラム教の豆知識!「ハラル・ノンハラル」って何?【知りたい!現地の暮らし】

 

イスラム教国家のマレーシアでは、イスラム教にまつわるルールや文化が身近にたくさんあります。レストランやスーパーで見かける「ハラル・ノンハラル」もそのひとつ。

レストランメニュー

 

◆ハラル・ノンハラルって何?

ハラル (Halal) とは「許されたもの」を意味し、反対に「許されていないもの」という意味でハラム (Haram) ・ノンハラル (Non-Halal) が使われます。

 

イスラム教の戒律 (守らなければならない規律) では豚肉、アルコール類を口にすることを禁じられています。

 

そのため、豚の成分を含んだ調味料や加工物はもちろん、料理酒やアルコール成分を使った化粧品もNG。

ハラル認証マーク

こちらは、イスラム教徒が安心して使えることを保証する「ハラル認証マーク」。

 

イスラム教徒のお友達と食事に行くときは、レストラン選びに注意が必要。「ハラル認証マーク」のおかげで、非イスラム教徒の私でも判別しやすい!

ハラル認証マーク

マレーシアのマクドナルドはハラル食品のみの使用なので、豚肉を使ったメニューは食べられません。豚肉メニューを食べることは、いまや日本帰国時の楽しみのひとつになっています。

 

 

◆マレーシアのスーパーで豚肉・お酒は買える?

マレーシアに来た当初、スーパーで買い物をしている時「あれ?豚肉が売っていない‥」「ビールはどこ?」と一生懸命探したことも。

マレーシアのスーパー

 

お肉コーナーをどれだけ探しても、鶏肉と牛肉しか見当たらないのです。お店の人に聞くと、「ノンハラルコーナーに売ってるよ」とのこと。

アルコールコーナー

イスラム教徒に配慮するため、「ノンハラルコーナー」を設置し豚肉やアルコール類を販売しているのだそう。

「ノンハラルコーナー」で豚肉やアルコール類を発見!無事に購入できました。

 

こういった一面も、様々な宗教・文化が融合しているマレーシアならでは。今後もマレーシアの面白い一面を紹介していきます。