甘いものが大好きなマレーシア人から人気なのが、Nyonya Kuih (ニョニャクエ) という伝統菓子です。
今回は、ニョニャクエの特徴や魅力、そしてPenang (ペナン) でおすすめのお店まで、詳しくご紹介します。
ニョニャクエとは
ペナンには、中華系とマレー系の文化が融合したPeranakan (プラナカン) 文化が色濃く残ります。
プラナカンとは15世紀以降に東南アジアに移住した中国系男性と現地マレー人女性から生まれた子孫のこと。
プラナカンの女性 (ニョニャと呼ばれる) が受け継いできた、マレーシアの伝統菓子がニョニャクエです。
クエはマレー語で「菓子」を意味します。
ニョニャクエはもち米やココナッツをベースに、Gula Melaka (グラマラッカ / パームシュガーという黒砂糖) で甘く仕上げたお菓子。
天然色素で彩られた鮮やかな見た目も魅力です。

こちらは、代表的なニョニャクエの3種類です。
- Kuih Kochi (クエコチ/左上) : ココナッツとグラマラッカを包んだ菓子
- Pulu Inti (プルインティ/右上) : もち米にココナッツをトッピングした菓子
- Kuih Talam (クエタラム/手前) : 東南アジアで料理やお菓子に使うハーブ・パンダンとココナッツの甘い二層菓子
1933年から変わらぬ味のペナン島老舗店
ペナンでニョニャクエを食べるのにおすすめの店は、Moh Teng Pheow Nyonya Koay & Canteen (モテンフェオ ニョニャクエ カンティーン)。

1933年の創業から、変わらない製法でニョニャクエを作り続けています。

店内の古い階段は、長い歴史を物語っていますね。

2024年、2025年と連続でMichelin Star (ミシュランスター) を獲得しています。

伝統の味を食べてみた
ニョニャクエのお供は、Kopi (コピ) と呼ばれる甘いマレーシアコーヒー。この組み合わせは格別です。

筆者はういろうのような食感のKuih Talam (クエタラム/1個 0.6RM 約22.8円) がお気に入り。
夫は、トッピングが甘すぎず、ちょうどいいもち米食感のPulu Inti (プルインティ/1個 2.2RM 約83.6円) がおいしいと言っていました。
【メニューの一部】

さまざまな種類のニョニャクエが揃っていて、この店に来るたびに新しい味を楽しんでいます。
みなさんもぜひ、ペナンのニョニャクエを味わい、プラナカン文化を感じてみてください。
【1RM (リンギット) = 約38円 2025年12月現在】
Moh Teng Pheow Nyonya Koay & Canteen
住所 : Lebuh Chulia, Jalan Masjid, George Town, 10200 Penang
営業時間 : 日〜月 10:00 - 17:00
電話番号 : +60 12-415 2677
email : mohtengpheow1933@gmail.com
公式Facebookサイト : https://www.facebook.com/penangnyonyakuih/
