日本では、ペーパードライバーだった私。
ずっと夫に運転を任せていたのですが、とうとう私も運転できるようになってほしいという要望が。
そこで、フィリピンで運転できるようになる決意をしたのです。
まずフィリピンで運転免許を取得しよう
まずは、運転免許を取得することに。
私は日本の運転免許証を持っているので、フィリピンの運転免許証に書き換えるだけですみました。
とはいえ、学科も実技も試験があります。
学科試験は、オンラインで受けることができましたが、実技はそうもいきません。
自分の居住地域の管轄にあるLTO (Land Transportation Office/陸運局) で、免許証の書き換え手続きをする際、実技試験場に案内されます。
私が案内された試験場は、LOTから車で1時間ほどかかる遠い場所でした。
10年以上運転していませんでしたが、同乗してくれたフィリピン人の試験官がとても優しく、なんとか合格。
いざ運転へ!
ということで、フィリピンの運転免許証を無事にゲット。
最初は、夫が助手席に乗っていてくれたのですが、それでも怖かったです。
左ハンドル、右側通行に慣れるのにかなり時間がかかりました。
スピードが出せなくて、いつの間にか渋滞を作り出してしまうこともしばしば。
でもだんだんと慣れてきて、ついに子供たちの送り迎えや買い物など、ふだんの生活圏内なら、車で行けるようになってきました。
クラクションを活用しよう
日本では、あまりクラクションを鳴らすことに、良いイメージがなかったのですが、こちらではためらわずに使った方がいいそうです。
信号のない交差点などで、クラクションをならして、「こちらが先に行きますよ。」という合図にします。
また、日本よりミラーで後方を確認しないバイクドライバーがかなり多いです。
そんなときも、クラクションで「ここにいるよ。」という合図をすると、事故にならなくてすみます。
ちなみに「サンキューハザード」という文化は存在しないので、先に道を譲ってもらったときなど、お礼を表す術がなく、もどかしい日本人の私なのでした。