マレーシアの祝日情報 2025
祝日や連休は賑わう時期!せっかくの旅行をもっと楽しむために、計画はお早めに!
マレーシアの祝日は、大きく分けると宗教的祝日と世俗的祝日に分かれていますが、特に宗教的祝日は多くの国民にとって重要な意味を持っています。イスラム教、仏教、ヒンドゥー教、キリスト教など、さまざまな宗教が共存しているため、祝日も多岐にわたるのが特徴です。
上記の通り、マレーシアの祝日は多様な宗教や文化に基づいた祝日が年間を通じて数多く存在するため、マレーシアの祝日は多文化社会の象徴ともいえます。各祝日が宗教や文化にかかわらず広く共有され、他宗教の祝日もともに祝う姿勢は、マレーシア社会の調和を象徴しています。
1月1日(水)元旦
1月29日(木)~ 1月30日(金)(旧正月)連休
旧暦の元旦は「春節」と呼ばれ、毎年日付が変わります。大晦日からお正月の三が日の間は、休業する店が多くなります。また春節の連休には、故郷へ帰省する家族や地方に旅行する人で、交通機関は大変混雑します。宿泊料金などがいつもより高くなったり、予約が取りづらくなりますので、旅行の計画は早めに始めるのがおすすめです。
2月1日(土)連邦区記念日(クアラルンプール、プトラジャヤ、ラブアン島のみ)
クアラルンプールがセランゴール州から連邦政府に移管されたことを記念した日。
2月11日(火)タイプ-サム(クアラルンプール、プトラジャヤ、ジョホール、ネグリ・スンビラン、ペラ、ペナン、セランゴール州のみ)
ヒンズー教徒にとって重要な祭日のひとつで、ヒンズー暦のタイの月、満月の日に行われる祭日です。
3月18日(火)みいつの夜(ジョホール、ケダ、マラッカ、ネグリ・スンビラン、サバ州、サラワク州以外)
預言者ムハンマドへのコーラン啓示の始まりを祝う聖なるラマダン月中のイスラム教の祝日です。
3月31日(月)~ 4月1日(火)ハリ・ラヤ・プアサ (ハリラヤ・アイディルフィトリ)
イスラム教徒にとって1年で最も盛大にお祝いするイベントが「ハリラヤ」と呼ばれるラマダン明けの祝日です。約1か月にわたる断食が終わってから行われるハリラヤはムスリムの人たちにとっては、1年で一番おめでたい日。みんなバジュ・ラヤというハリラヤのための綺麗な服を着て家族や親せきと集まり、ごはんを食べてお祝いします。ハリラヤ前は店頭に綺麗なお祝いのための衣装がたくさん並びます。家族で同じ色やデザインのものを着ている人たちが多いです。ハリラヤのお祝いの挨拶は「Selamat Hari Raya」です。「ハリラヤおめでとう」という意味になります。
5月1日(木)レイバー・デー
世界各地で行われる労働者の日(祭典)。労働者の経済的および社会的成果を祝う日です。
5月12日(月)ウェサックデー
「釈迦の生誕を祝う日」を指しマレーシア全体が祝日となります。
6月2日(月)国王誕生日
アゴン誕生日は、マレーシア国王の誕生日を祝う祝日です。マレーシアでは、国王はヤン・ディ・ペルトゥアン・アゴンと呼ばれます。
6月7日(土)ハリラヤ・ハジ
ハリ ラヤ ハジは、イスラム教の祝日であるイード アル アドハー (犠牲祭) のマレーシア現地名です。
6月27日(金)イスラム歴新年
アワル・ムハッラム(マール・ヒジュラとも呼ばれる)はイスラムの新年の始まりを祝う祭りです。
8月31日(日)~ 9月1日(月)マルデカ・デー(国家記念日)
この日はマレー語でハリ・マルデカ(ムルデカ)とも呼ばれており、独立記念日のお祝いは「マルデカ!」と7回叫びます。マレー語でマルデカは「自由」や「独立」を意味しています。
9月5日(金)ムハンマド生誕祭
預言者ムハンマドの誕生日はマレーシアでは「Maulud Nabi」とも呼ばれ、宗教的な講義やコーランの朗読が行われるのが一般的です。(イスラム教の祝日です。)
9月16日(火)マレーシアデイ
マレーシアデイは1963年にマラヤ、北ボルネオ(現在のサバ)、サラワク、シンガポールがマレーシア連邦という1つの国になった日です。
マルデカとマレーシアデイは混同しがちなのですが、簡単に言うと;
マルデカ:マラヤ連邦がイギリスから独立した日
マレーシアデイ: 北ボルネオ(サバ)、サラワク、シンガポールがマレー連邦と連合して、マレーシアという国ができた日
10月20日(月)ディパバリ
ディパバリはヒンズー教徒にとって一年で最も盛大な祝日でヒンズー教徒の多いマレーシアでも大切な日になります。
ホテルやショッピングセンターのロビーなどでは、色づけした米で描かれた砂絵が展示されます
12月25日(木)クリスマス
クリスマスはイエス・キリストの誕生を祝うキリスト教のお祭りです。マレーシアでは、多くのショッピングモールが華やかな装飾で彩られ、クリスマスの雰囲気を一層盛り上げています。