台湾の祝日情報 2026
祝日や連休は賑わう時期!せっかくの旅行をもっと楽しむために、計画はお早めに!
旧暦をベースに祝日が決まることが多い台湾のカレンダーは、春節(旧正月)や秋の中秋節などの日付が、その年によって変わります。祝日には四季折々の伝統行事やイベントを楽しめるというメリットがある一方で、気を付けたいこともあります。祝日で特に覚悟しなければいけないのが、道路の渋滞や鉄道の混雑でしょう。ホテルやレストランも普段より予約が取りにくくなり、祝日のスペシャルセットメニューなどで料金が上がる可能性もあります。各地の人気観光地にも、大勢の観光客が押し寄せて、非常に混雑します。特に春節(旧正月)、清明節、端午節、中秋節などの台湾でとても重要な節句の時は、実家に帰省する人が多いので、この期間の台鉄や新幹線のチケットを取るのも難しくなり、人気の時間帯は予約開始と同時に埋まってしまうほど混雑します。
1月1日(木)中華民国開国記念日
孫文が中華民国を建国した日を記念した祝日で、新しい年になって最初の祝日でもあります。台北で新年を迎える方は、世界的に知られる高層ビルの台北101から打ち上げられるカウントダウン花火が必見です。

2月14日(土)~2月22日(日)春節(旧正月)連休
台湾で最も盛大に祝う日で旧暦の元旦は「春節」と呼ばれ、毎年日付が変わります。大晦日からお正月の三が日の間は、休業する店が多くなります。また春節の連休には、故郷へ帰省する家族や地方に旅行する人で、交通機関は大変混雑します。宿泊料金などがいつもより高くなったり、予約が取りづらくなりますので、旅行の計画は早めに始めるのがおすすめです。

2月28日(土)和平記念日 (*2/27日 振替休日)
平和な世の中を願う祝日。1947年2月28日に発生した反政府運動と、その後の政府による弾圧、いわゆる「二二八事件」の悲劇を繰り返さないように、との願いを込めて制定された記念日です。
児童節・4月4日(土)清明節・4月5日(日
(*4/3, 4/6 振替休日)
児童節はいわゆる「子供の日」で、台湾では比較的新しい祝日です。
一方、清明節は春の到来を祝う日で台湾では先祖の墓参りに出かける習慣があります。別名「掃墓節」と呼ばれているのは、これが由来です。日本のお盆に似ていますね。
5月1日(金)労働節 (レイバーデー)
6月19日(金)端午節
端午の節句といえば、日本では5月5日。しかし、台湾では旧暦5月5日になるので、2026年は6月19日(金)
台湾で端午節といえば、ドラゴンボート・レースの季節ですが、これも川にちまきを投げるためのボートが由来と言われています。龍の形の長いボートにこぎ手が並び、スピードを競うもので、豪華な装飾が圧巻!もち米、豚肉、干しエビ、シイタケなどが入った美味しいちまきも、ぜひ味わってみてください。

9月25日(金)中秋節 ~ 9月28日(月)教師節 (*2025年から新設された祝日) *4連休
中秋の名月、満月をめでる行事で知られる三大節句のひとつ。こちらも旧暦8月15日に設定しているため日付は変動します。故郷や実家に帰って家族と過ごすことが多く、温暖な台湾では満月を見ながら屋外で友達や家族とBBQをして過ごす人が多いです。中華菓子の代表格、月餅は、中秋節を祝うお菓子として有名です。

教師節: 毎年 9月28日に「先生(教育に携わる人)」へ感謝と敬意を示す日です。台湾ではこの日が 孔子の誕生日(孔子誕辰紀念日)と結びついていて、“師を敬い学びを大切にする”価値観(尊師重道)を象徴する祝日になっています。
10月10日(土)国慶日 (*10/9 振替休日)
中華民国台湾の国家記念日で、政府が式典やパレードなどを開催します。清朝に反旗をひるがえす辛亥革命の引き金となった事件が起きた日が1911年10月10日で、この日を記念した祝日です。10がふたつ並ぶことから雙十節とも呼ばれます。当日は総統府の前の広場で式典が行われ多くの人が訪れ、テレビ中継でも見ることができます。
10月25日(日)台湾光復節 (*10/26 振替休日) *2025年から新設された祝日
12月25日(金)行憲記念日(憲法施行記念日) (*2025年から新設された祝日)
「行憲記念日(憲法施行記念日)」は 台湾の祝日で、中華民国憲法が施行された日(12月25日)を記念する日です。
