国土の狭いシンガポールにも、世界遺産があるって知っていましたか?
シンガポールの人たちが日頃、散歩やジョギングコースにしている、身近な世界遺産をご紹介します。
シンガポール唯一の世界遺産
地下鉄Botanic Garden (ボタニック ガーデン) 駅を降りると突然、都会のオアシスが出現します。
この都会のオアシスことSingapore Botanic Gardens (シンガポール ボタニック ガーデン/シンガポール植物園) は、シンガポールにある唯一の世界遺産*。
*https://whc.unesco.org/en/list/cid=31&l=en&&order=country#alphaS
現在、市民の憩いの場となっているこの植物園、なんと英国植民地時代の1859年に開園した歴史あるガーデンだそうです*。
ところで、シンガポールの国花は蘭だと知っていましたか?
この植物園で、蘭をはじめ、さまざまな植物の研究・改良が進められたことも、世界遺産に登録された理由の1つなんだそうです。
同園内にある National Orchid Garden (ナショナル オーキッド ガーデン) は、ガイドブックにも載っている有名観光スポット。
さまざまな蘭の品種が栽培されていて、一見の価値がありますよ。
ボタニック ガーデンのおすすめスポット
広大な敷地を誇る植物園のなかでも、特に私のお気に入りスポットは、夕方以降のSwan Lake (スワン レイク)。
日が落ちてからは気温が下がり涼しくなりますし、虫の音も聞こえてきて、とてもリラックスできるのです。
雨季は、折り畳み傘をもっていくことをおすすめしますが、雨天時でも幻想的な風景を体験できますよ。
世界遺産のなかで楽しめる生姜料理
いくつかのカフェやレストランがあることも、この植物園のおすすめポイントのひとつ。
お散歩に疲れたら、お茶を飲んだり、美味しい食事を楽しんだりできますよ。
そのなかでも今回は、園内にある生姜料理のレストラン、The Halia (ザ ハリア) をご紹介したいと思います。
園内のGinger Garden (ジンジャー ガーデン) にあるレストランで、ジャングルのような緑にかこまれており、ウッドデッキのテラス席はとてもよい雰囲気。
まずは、このお店おすすめの生姜、トロピカルフルーツ、オレンジ、ハチミツ入りのソフトドリンクをオーダー。
なお、ハラル料理のお店なので、アルコールの販売はありません。
メインディッシュには、オーガニックチキンの生姜ソース添えを頼みました。
生姜の風味が効いていて、日本の煮込み料理のようなお味が堪能できます。日本人の口にも合う味付けで、おいしかったです!
都会の喧騒から逃れ、リラックスしながらおいしい料理を楽しむのも旅の醍醐味ですね。
Singapore Botanic Gardens
Webサイト : https://www.nparks.gov.sg/SBG
住所 : 1 Cluny Rd, Singapore 259569
定休日 : なし
営業時間 : 5:00 -24:00
入園料 : 無料
The Halia
Webサイト : https://www.thehalia.com/
住所 : The Halia at Singapore Botanic Gardens, 1 Cluny Rd, Ginger Garden Singapore Botanic Gardens, S259569
Tel : +65-8444-1148
定休日 : なし
営業時間 : 月曜〜金曜 9:00-11:30、 12:00-16:00、17:30-20:30
土日・祝日 10:00-16:00、17:30-20:30