端午節とは、日本でいうと「端午の節句」。シンガポールでは、2024年は6月10日が端午節でした。
日本では、端午の節句は毎年5月5日ですが、シンガポールでは旧暦でお祝いするので、毎年日にちが違います。
ちまきを食べる風習
日本でも地域によっては、端午の節句にちまきを食べますよね?!
ここシンガポールでも、端午節にちまきを食べる風習があります。
今回、ちまきを買うために、有名店の Kim Choo Kueh Chang (金珠肉粽 / キム チュー クエ チャン) に行ってみました。
シンガポールのローカルお菓子なども売っているお店ですが、この時期のお客さんのお目当ては、もちろんちまき。
並んでいるほとんどの人が、ちまきを何個も買っていました。
店先の棚に、ちまきがぶら下がっていて、店の奥にも大量のちまきがスタンバイ。
ちまきに巻かれているひもの色によって、中身が違います。
値段は普通のサイズが、1つ5.5 SGD (約650円) 〜 6.5 SGD (約770円) 。
ミニサイズが1つ2.5 SGD (約300円) 〜 4 SGD (約470円)でした。
ちまきの気になる中身は?
いろいろな種類を食べてみたかったので、ミニサイズを購入。
こちらは、豚肉のちまき、Nyonya Chang (ニョニャ チャン)。
モチモチっとしたもち米に、八角の香りがする豚肉をほぐしたものが入っています。
味は、甘からい豚の角煮のようでおいしい!
ミニサイズの中で、4 SGDと、1つだけ値段が高かったTraditional Salty Chang (トラディショナル ソルティ チャン)。
値段が高いだけあって、XO醤で味付けされたホタテや牡蠣、栗など具材が豪華で、食べごたえ抜群でした。
黄緑色のひものKee Chan (キー チャン)は、具材は入っていない、デザートのちまき。
甘さ控えめで、砂糖をつけて食べます。ちまきを包んだ葉っぱのいい香りがしましたよ。
日本とは少し違うシンガポールのちまき。
端午節ではない時期も売っているので、小腹が空いたときに、ぜひ食べてみてください。
Kim Choo Kueh Chang
住所 : 60 Joo Chiat Place, Singapore 427784
営業時間 : 9:00 – 21:00
Webサイト : https://www.kimchoo.com/
【1 SGD (シンガポールドル) =約118.6円 2024年6月現在】