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シンガポールから気軽に行けるマレーシア・ジョホールバルの旅

シンガポールから日帰りでもマレーシアに行けるってご存知ですか?

シンガポールとマレーシアの国境近くにある「ジョホールバル」は「JB」と略して呼ばれ、シンガポール在住の日本人も多く訪れる場所です。

ベストシーズンは4月~7月がオススメ。

多くの穴場観光地で有名なマレーシア・ジョホールバルの魅力をご紹介します。
ジョーホールバルシンガポールからの景色

ジョホールバルって?

マレーシア最南端にあるジョホールバル州は、シンガポールからわずか1kmほどのコーズウェイ橋でつながっています。

陸路で国境を越えてマレーシアへと簡単にアクセスできます。

モスクがあり、コーランの響くジョホールバルの街角は、多民族国家シンガポールとは異なる雰囲気です。州都のジョホール・バルとシンガポールは約1kmのコーズウェイ橋でつながれており、陸路で国境を越えることができます。ジョホールはゴルフ、自然、美しいビーチやカンポンビジットなど、様々なアクティビティが楽しめる州です。

ジョホールバルの歴史

ジョホールは16世紀初めにポルトガルの侵略により滅びたマラッカ王国最後の王、スルタン・ムハンマド・シャーによって建国されました。

その後ここを拠点に近隣の島々を支配するジョホール・リアウ帝国という大きな帝国になっていきました。

その後幾多の争いが繰り返され、1866年にスルタン・アブ・バカールがジョホール王国の王に即位します。

マレー半島の他の州がイギリスの植民地となっていくのに対し、ジョホール王国は独立を維持し、独自の経済開発を進めました。

その為スルタン・アブ・バカールは『近代ジョホールの父』と呼ばれています。
ドリアン、フルーツ

ジョホールバルのマメ知識

◎マレーシアは連邦制13州のうち9州に世襲制の王様がいます。

    普通宮殿は黄色ですが、ジョホールの王様は青が好きで家の瓦も青いのです。

   ちなみにこの瓦は日本の「三州瓦」を使っています。 

 

◎マレーシアの農産物マレーシアの農産物全体の50%はジョホールで作られており、量的に一番多いのはパームオイルです。

    実際、窓の外をみると日本の中央自動車道かのように山の中をひた走っていますが、

   良く見ると見渡す限りヤシの木が広がっており、ここが熱帯だということを改めて思い出すのです。

 

 ◎シンガポール人に大人気シンガポール人のショートトリップ先として根強い人気を誇る。

    なお、1日30万人ものひとがシンガポール⇔ジョホールの国境を行き来しています。 

 

◎フルーツマレーシアはおいしいフルーツが豊富にあり、季節になると35種類くらい食べられます。

   特に4~7月は一番いい季節とのこと。

   中でもドリアンが大人気で、シンガポールから「ドリアンツアー」として大型バスにのってくる団体も多いとのこと。

   実はフレッシュなものは臭くないという話も…
ハイビスカス、マレーシア

ぜひ訪れたい!“マレー文化村”

ジョホール・バル市内にあるマレーシアの文化が手軽に体験できる施設です。

施設内には熱帯の植物や果物が植えられている庭があり、南国ならではのカカオや胡椒の木を見ることができます。

その他ジョホール州の伝統音楽・舞踊のパフォーマンス、バティック(ろうけつ染め)体験、

マレー伝統結婚式の展示、ワヤン・クリ(伝統影絵)等を見ることが可能です。

またマレーシアの民芸品を買うこともできて、マレーシア文化を五感で楽しめます。

入り口には、マレーシア国旗とジョホール州旗がお出迎え。ジョホール州花のハイビスカスも咲いているかも。

建物は高温多湿なマレーシアの気候にあわせて高床式住居となっています。


【マレー文化村】いろんな体験ができます!

<ロッティチャイナイ・テターレ試食・試飲~>

初めて見た人は必ず驚く!伝統的な方法でミルクティーを入れてくれます。

これはテターレというマレーシアのインド系の人たちが好むミルクティーで、練乳が入っていてとても甘く、

高いところから何回か注ぐことによって泡立たせ、まろやかにするというもの。

ロッティも同じくインド系の人たちがカレーにつけて食べる、小麦粉をねり、

とても薄く広げて折りたたんで焼いたものです。

ナンとは違うのですが、油を手につけ押し広げたあとに、生地を宙で回しテーブルに叩きつけ、広げていきます。

 

<石鹸作り体験>

マレー文化村にてパームヤシのオイルを使ったせっけんづくり体験もあります。

こちらは香料を選べたり色をつけられたりと、特に女子には人気体験です。

 

<マレーダンス鑑賞>

マレーシアの伝統的な楽器の演奏とダンスを楽しめる。最後には一緒に記念撮影もできます。

 

【マレー文化村 (The Malay Cultural Village Sdn. Bhd.)】

33A Jalan Petaling, Kawasan Perindustrian Larkin, 80350 Johor Bahru, Johor Malaysia

Tel: +607-238 7377

Email: sales@malaycv.com

※要事前予約

URL: https://www.malaycv.com/home

 

王宮やモスクも必見!
アブ・バカール・モスク、王宮

<王宮>

近代ジョホールの父と言われるスルタン・アブ・バカールの統治時代に使用されていた王宮が今でも残されています。

白亜のビクトリア調の建築様式が印象的で、邸内には、ジョホール王族の家宝など7万点が展示されている博物館が併設されています。

<アブ・バカール・モスク>

ジョホール水道を見下す丘の上に立つ白壁と青い屋根が印象のモスク。

広い礼拝堂には2000人もの信者が一度に入れます。数多いマレーシアのモスクの中でも最も美しいモスクの一つと言われています。

エントランスの屋根に日本製の瓦が使われています。また、裏庭に回ると、背面から四つの寺院全てをバックに写真を撮ることができます。

イスラム寺院内には信者以外の立ち入りが禁止されているので外観のみの見学です。

海と緑に囲まれた青い屋根を持つ白亜の寺院は、異国の雰囲気を十分に感じることができ、青く晴れ渡った空に映えとても美しいですよ。

【番外編】一足のばしてホタル観賞へ

コタティンギはジョホールバルから車で約1時間程度東に走ったところにある町。

ここのジョホール川の支流に蛍の生息地があり、船に乗船して船上から鑑賞できます。

日本のホタルとは種類が異なり、飛び回って光るのではなく、樹に張り付いて点滅した光を放っています。

木々にホタルが輝く様子は、まるで南国のクリスマスツリーのようです。

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いかがでしたか?

シンガポール旅行に合わせてマレーシアも楽しめるなんて、なんだかお得な気分になりませんか?

シンガポールとマレーシアでお待ちしています!

アブバカールモスク

シンガポール発

マレーシア / ジョホールバル日帰りツアー

【日本語ガイド / 昼食付】