8月9日は、シンガポールの建国記念日であるNational Day (ナショナル デー) 。
2025年は建国60周年にあたることもあり、一段と盛り上がっているシンガポールの様子をご紹介します。
ナショナルデーとは?
ナショナル デーは、1965年にシンガポールがマレーシアから独立したことを祝う祝日。
毎年8月9日には、シンガポールの建国を祝うNational Day Parade (ナショナル デー パレード) が開催されます。
盛大な式典のほか、航空ショーや花火も行われ、国をあげて盛り上がる一大イベントなのです。
リハーサルの花火を楽しむ
ナショナルデーの花火は、8月9日の本番当日だけではありません。
2025年は、6月14日から約2ヶ月にわたって、毎週土曜日にリハーサルが行われていたのです。
私も花火が打ち上げられるMarina Bay (マリーナ ベイ) へ、わくわくしながら足を運びました。
そして、花火の前に行われる、航空ショーも見どころのひとつなので、おすすめです!
国旗を掲げて、低空飛行する大型ヘリコプターがあらわれると、観客からは大きな歓声が。
空から舞い降りてくるパラシュート部隊や、編隊を組んで空を舞う戦闘機の姿に目をうばわれました。
クライマックスは、Marina Bay Sands (マリーナ ベイ サンズ) を背景に打ち上がる花火。
リハーサルと思えないほど、大迫力の花火に感動しました。
街のあちこちに国旗が
ナショナルデーが近づくと、街を歩いているだけでもお祝い気分が高まりますよ。
住宅街の建物やバルコニーには国旗が掲げられ、街全体が祝福ムードに包まれていきます。
2025年は7月1日から9月末まで、国旗の掲揚が認められているとのこと 。
毎年この光景をみるたびに、シンガポールの人々の国を大切に思う気持ちが伝わってきます。
そして、スーパーマーケットにはさまざまなお祝いグッズが並び、レストランでは、60周年を祝う割引メニューなどもありましたよ。
花火や航空ショー、街のはなやかな雰囲気など、さまざまな楽しみ方ができるナショナルデー。
シンガポールらしい熱気を感じに、ぜひこの時期に訪れてみてください。