台湾旅行といえば、グルメを一番の楽しみにしている人も多いでしょう。
小籠包やルーロー飯などが有名ですが、現地の人々はこのような定番の台湾料理ばかりを食べているわけではありません。
今回は、台北に暮らす筆者が普段、自炊のほかにどんなものを食べているかを紹介します。
ランチの定番は健康弁当
台湾では最近、健康的なお弁当を売る店が増えてきています。
私も平日のランチを中心に、週に3回ほど食べています。
鶏肉や豚肉、焼き魚など低カロリーの主菜に、茹で野菜などの副菜と雑穀米がセットになっていることが多いです。

こちらはオフィス街の一角で、ワゴンで販売されていたお弁当。
胸肉を使った三杯鶏 (サンベイジー / 鶏の炒め煮) がメインで、野菜もたっぷり食べられます。
他にも、「GET POWER 給力盒子 (ゲイリーフーズ) 」など、健康弁当のチェーン店が複数あります。
旅行中に野菜不足を感じた方や、タンパク質が欠かせないトレーニーの人にもおすすめなので、気になる方は探してみてください。
ベトナム料理店のフォーやバインミー
台湾にはリーズナブルなベトナム料理のお店があちこちにあります。
現地メディアによると、ベトナムからの外国人労働者が多いことが理由の一つだそうです。

生肉に熱いスープをかけて仕上げる牛肉のフォーや、バインミー (ベトナム風サンドイッチ) などが定番。
バインミーは台湾では越南法式麵包 (ユエナンファーシーミエンバオ) と呼ばれます。
観光で台北を訪れた方には、MRT (メトロ) 双連 (シュアンリエン) 駅近くの「阿麗越南料理 (アーリーユエナンリャオリ) 」という店がおすすめです。
休日の朝食はブランチ専門店で
台湾にはリーズナブルな朝食専門店や豆乳店がいたる所にあり、毎日のようにお店で朝食を済ませる人も多いと言われています。
パンなどを買って、学校や職場で食べるのも一般的。
筆者は、平日の朝食は自炊やコンビニで済ませますが、休日には少し贅沢な朝食・ブランチ専門店によく出かけます。

こちらは、台北近郊に複数店舗がある「達利早餐 (ダーリーザオツァン) Daily Breakfast」のプレート。
ボリューム満点で栄養バランスも良いブランチで、1日をスタートすることができます。
台湾リピーターや長めに滞在される方は、ぜひ定番以外の食事も体験してみてください。
GET POWER 給力盒子
台北市、新北市、台中市内に複数店舗あり
営業時間:月〜金 10:30〜14:00・15:00~19:00 (「北車店」の場合。店舗により異なる)
達利早餐Daily Breakfast
台北市や新北市内に約50店舗 あり
営業時間:平日6:00〜13:30 土日祝日6:00〜14:00 (「中山中原店」の場合。店舗により異なる)
